本画像の権利はRIZAPグループに帰属します
今回は投資について書き綴ります。
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比1ドル81セント高の3万4947ドル28セントで
終えました。
今月はインフレ及び金利動向について、
過度な警戒感が緩和され、ダウ平均は
上昇しており、短期的には一服感が
漂っています。
米国企業の決算発表も
ほぼ一巡した格好です。
株式市場では、次の材料を
これから探すことになります。
また、外国為替市場では
円が対ドルで下落し、
1ドル=151円台後半と2022年10月以来の
円安・ドル高水準を付けたようです。
個人的にはそろそろ円安傾向に
ピークを迎えそうな気もしますが、
為替は外国株投資の成績に大きく
影響しますので、
警戒心を持ってウォッチしていきたいと思います。
さて、日本市場においても
2023年度の第２Qの決算発表が
一巡しました。
そして、私も投資し続けている
RIZAPグループのの決算発表がありましたので、
毎期、継続ですが、結果を見ていきましょう。
↓ 先期の決算発表を受けての記事になります。
１．売上収益／営業利益
売上収益は８１０憶円(前年７６９億円）
営業利益はー５７．９億円（前年２．３億円） でした。
売上原価は ４２６億円から４２７億円へ ＋１億円
販管費は ３４８億円から４３７億円へ +８９億円
販管費の費用増が営業利益の押し下げに響いている格好が
継続しています。
販管費は第１Qでは、３８億円増加、第２Qトータルでは８９億円増加
この増加分がなくなると、営業利益は３０億円相当になります。
収益が増加しているのに売上原価がほぼ横ばいなのが注目に
値します。
chocoZAPへの投資拡大で経費費用が大きく響いていますが、
このように逆算すると、営業利益はプラスを稼ぐ
実力があると言えそうです。
半期で3０億円相当なので、年間で6０億円相当となります。
chocoZAPの会員数は、100万人突破となり、
国内フィットネスジムにおいて、日本一の会員数達成後、
順調にその数を増やしています。
今後も継続的な増加が見込まれ、これから規模の経済により
利益に跳ね返ってくると同時に、どこで頭打ちになるのか
投資においては見極めが必要です。
２．営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは 約２３億円となりました。
第１Qはー６．８億円だったので改善しています。
決算資料には、支払サイト・在庫の適正化等により営業ＣＦ改善
とうたっています。第３Qも継続するか
注目していきましょう。
３．現金は先期並みを確保、投資拡大
一昨年と比較して、現金及び現金同等物は１６０億円と
先期並みを確保しています。
有利子負債は８０億円程度増加しています。
資本としては、２１４億円となっています。
これから投資のために確保した有利子負債等の資金借り入れが
大きく増加しないよう見ていきましょう。
４．業績状況
投資拡大中のchocoZAPの状況です。
＜chocoZAP>
会員数：１０１万人 （決算発表時点）
初期費用はおいておいて、
会員数（上記人数）×会費（税込価格 3,278円）×12か月
＝年間売り上げ収益 約400億円程度の計算になります。
店舗数は１１６０店舗となっています。
第１Q発表時より、＋約300店舗となっています。
すごい早い店舗展開ですね。
５．今後の注目ポイント
やはり、大幅投資を継続中の、
chocoZAPの業績の行方が引き続き大注目になります。
順調に会員数が増えれば、
今年度、どこかのタイミングで損益分岐点を越えて、
利益に乗っかってくるタイミングが来るはずです。
その兆しが第３Qできちんと見えてくるのか、
継続的に状況を注視していこうと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
（＊本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません）
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