(本画像の権利はRIZAPグループに帰属します)
今回は投資について書き綴ります。
米株式市場ではダウ工業株30種平均が反発し、
前日比134ドル高の4万0003ドルで取引を
終えました。
終値で4万ドルを超え、未知の新高値と
なりました。企業業績の発表から、
徐々に買われて、ついに大台ののせました。
今週発表された、4月の米消費者物価指数(CPI)
では伸びが鈍化し、インフレ懸念は抑えられました。
今後の利下げを連想させたことも株価に
追い風となりました。
次週はエヌビディアの決算発表があります。
生成AIブームに乗っかってどのような決算内容となるのか
注目されています。
一方、日本においても主要企業の決算発表が
一巡した格好です。
その中でも私も投資している、RIZAPグループの
決算発表がありましたので、その内容を確認したい
と思います。
↓ 以下は前回の決算発表に関する記事です。
1.売上収益/営業利益
売上収益は1662憶円(前年1545億円)
営業利益はー5.9億円(前年ー49.5億円) でした。
売上原価は 845億円から845億円へ ほぼ横ばい
販管費は 747億円から831億円へ +84億円
販管費の費用増が営業利益の押し下げに響いている格好が
継続しています。まだ投資拡大時期のため、やむなしといった所です。
前回は販管費がトータルで+115億円増加でその分をプラスすると
営業利益は200億円相当になります。
26年3月期目標の営業利益200億円が現実的に見えてきました。
収益が増加しているのに売上原価がほぼ横ばいなのが
引き続き注目に値します。
chocoZAPへの投資拡大で経費費用が大きく響いていますが、
このように逆算すると、営業利益はプラスを稼ぐ
実力があると言えそうです。
つまり、投資が必要ない時期にくれば大きな営業利益が
期待できます。
chocoZAPの会員数も順調にその数を増やしています。
今後も継続的な増加が見込まれ、これからさらに規模の経済により
利益に跳ね返ってくることを期待したいと思います。
2.営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは 約110億円となりました。
大幅に改善しています。
決算資料には、減価償却費調整が大きかったようです。
来期も更に改善するか注目していきましょう。
3.投資拡大により現金は減少、今後ウォッチが必要
現金及び現金同等物は130億円となっており、
昨年と比較して、20億程度減っています。
有利子負債も増えています。
この減少トレンドと有利子負債の状況が今後
落ち着いていくか注目していきましょう。
4.業績状況
投資拡大中のchocoZAPの状況です。
<chocoZAP>
会員数:120万人 (決算発表時点)
前回第3Q時より、+8万人を記録しています。
会員数(上記人数)×会費(税込価格 3,278円)×12か月
=年間売り上げ収益 約470億円程度の計算になります。
店舗数は1500店舗となっています。
第3Q発表時より、+約170店舗となっています。
5.今後の注目ポイント
やはり、大幅投資を継続中の、
chocoZAPの業績の行方が引き続き大注目になります。
第4Qだけでは営業利益 41億円を計上しています。
この成績を1年続けると、160億円となり、
この数字からも営業利益200億円も見えてきます。
継続的に状況を注視していこうと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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