今回は投資について書き綴ります。
米国株式市場において、
25〜26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
FRBは0.25%の利上げを決定し、
政策金利は5.25〜5.50%となりました。
市場関係者には、今回の一手で、
金融市場は利上げ打ち止めと受け止められて、
ニューヨークダウは13連騰と、
継続的に記録的な上昇を続けています。
政策金利もかなり上がっており、
インフレ傾向が鎮静化することができ、
金利による、株価の下押し圧力が
弱まることを期待されているようです。
また、日本においては
植田日銀が、
日銀は10年物国債を購入する買いオペの
利回りを0.5%から1%に引き上げました。
市場関係者にとってみれば、
この政策変更は
サプライズととられました。
これにより、新たな国債売買の均衡点を
模索することになります。
海外投資家の買い傾向が
引き続き、継続されるのか、
今後注目に値します。
さて、米国の2023年度第2Qの決算発表が始まってきました。
米国のビックデジタルIT企業 GAFAMの一角の
決算発表も始まっています。
【アルファベット】25日に発表
2023年4〜6月期決算
売上高:746億400万ドル(約10兆5200億円)(前年同期比 7%増)
純利益:183億6800万ドル (前年同期比15%増)
最終増益は6四半期ぶりとのことで、
コロナ収束後、低迷していた主力のインターネット広告事業が
持ち直してきている模様です。
【マイクロソフト】:25日に発表
2023年4〜6月期決算
売上高:561億8900万ドル(約7兆9000億円)(前年同期比8%増)
純利益:200億8100万ドル(前年同期比20%増)
最近、絶好調でしたが、売上高の伸び率は10%を下回っており、
主力のクラウドコンピューティング事業が鈍化している模様です。
【メタ】:26日に発表
2023年4〜6月期決算
売上高:319億9900万ドル(約4兆4900億円)(前年同期比11%増)
純利益:77億8800万ドル(前年同期比16%増)
グーグルと同様、コロナ禍以降の、景気減速の逆風を受けてきた
インターネット広告事業が復調し、またリストラを大胆に実施してきた
成果が出てきている模様です。
まだ、前者2社と比べると、売上、利益ともに半分以下の規模になります。
それでも4半期決算結果なのでものすごく大きい規模なのですが。
上記3社を見てみると、
一時期の大きな下落から復活の兆しが見ています。
ただ、今までのような大きな成長というのは
見えずらくなってもいます。
今後も、その他企業の決算発表も
追っていこうと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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