今回は投資について書き綴ります。
中国においては、デジタル/ハイテク企業の決算発表が
始まっています。
米国のデジタル/ハイテク企業は冴えない決算発表と
なっていますが、中国もこの傾向は
例外でないようです。
私も投資しているテンセントの
2022年7-9月期の決算発表が
先ほど実施されました。
早速、その結果を見てみましょう
2022年7-9月期決算:
売上高:1400億9300万元(前年同期比1.6%減)
純利益:399億4300万元(同1.1%増)
2022年1-9月期決算:
売上高:4095億9800万元(前年同期比1.5%減)
純利益:819億7500万元(同36.9%減)
ちなみに、
2022年7-9月期決算の
直前の市場コンセンサス予想は以下となっているようです。
売上高:1417億1900万元
純利益:253億5100万元
主要な内訳は以下となっています。
ゲームを含む付加価値サービス部門の売上高:727億人民元(3%減)
オンライン広告部門の売上高:215億人民元(5%減)
フィンテック・企業サービス部門の売上高:448億人民元(4%増)
ただ、コンセンサス予想と比較すると、
売上高は減っているものの、純利益は
コンセンサス以上となっており、
経営状況は、改善しつつあるとも言えます。
継続的な自社株買いや、美団等の他社株の売却
配当等、株主還元や、
当局の規制に伴う対応を
実施したり、リストラによる経営改善
を実施しているとも見られており、
一旦、事業環境に合わせた、体格にスリム化しつつ、
次の成長に向けて体質を改善しているとも受け止められます。
ここまで、順調に成長して、デジタル事業により
中国を支えてきた同社ですから
この難局を乗り越えて更なる発展を
期待したい所です。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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