今回は投資について書き綴ります。
金融システム不安が一時後退し、
インフレが落ち着く方向にあることを改めて確認され、
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸
しました。
米銀シリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻や
クレディ・スイスの経営問題等、緊張が走る状況が
ありましたが、
この落ち着いた状況を次週以降も継続できるか、
十分警戒しながら、注目していきましょう。
中国市場においては、テックジャイアントに
動きがありました。
規制当局の締め付け等の影響もあった、
アリババが持ち株会社に移行した上で6つの事業グループに再編し、
それぞれに最高経営責任者(CEO)と取締役会を置く体制
とすると発表しました。
このアリババの動きが他のテックジャイアントに
影響することがあるのか注目したいと思います。
テンセントの決算発表は先週、記事にしましたが、
美団の決算発表がありましたので、紹介します。
美団は24日引け後、
2022年第4四半期(10~12月)の業績を発表しました。
2022年第4四半期
売上高:601億2893万人民元(前年同期比 21.4%増)
利益:8億2914万人民元(前年同期は39億3573万人民元の赤字)
フードデリバリー、ホテル・旅行予約サイトなどを含む部門が
17.4%増の435億人民元に拡大した模様です。
同部門の営業利益は41.0%増の72億人民元に伸び、同社の利益に
大きく貢献しました。
また、アマゾンプライムのようなサービス
即時配達EC「美団閃購」の受注数は
13.6%増の48億3020万件と大きく伸びた模様です。
2022年12月通期では、以下の決算結果になった模様です。
2022年12月通期
売上高:2199億5500万元(前年比22.8%増)
純損失:66億8600万元(前年は235億3800万元)
大分、第4Qにおいては、広告費等の販管費が
おさえられた結果、黒字に転換しました。
この傾向を1年通して継続することができるか、
来年度の決算は大いに期待したい所です。
美団は、まだまだ伸び盛りの企業ではあるので、
今後も動向を期待して、見守りたいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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