今回は投資について書き綴ります。
株式相場については、1年前の急落から、
各国の金融政策と財政政策に支えられて、比較的一方向に
上昇してきました。
今後は業績相場に転換するのであれば、
どのような銘柄がAfter コロナに強い企業なのか、
もう一度確認し、整理したいと思います。
1)デジタル前提のビジネス
やはり、店舗が前提ではなく、インターネット、EC、デジタルサービスを
前提としてサービスを提供する企業は強いでしょう。
デジタルの特性である、コピーが可能、世界中(インフラがある限り)
どこでもいける、そしてスケールすることで利益が莫大になるという
ものを活かして、企業価値を高めることができる企業が有利でしょう。
このような社会環境や社会情勢を活かせるかどうかが鍵となります。
2)経営者
この未曽有の危機を乗り越えるのは、サラリーマン社長ではなく、
プロ経営者がトップダウンで方針を決めることができる企業の方が
圧倒的に強いでしょう。
特に、創業者で百戦錬磨の起業家は
企業としての生存価値も生み出してきているので強いものがあります。
3)ライトキャピタル
昔のように、例えば鉄鋼のように大きな製造能力を得ることで、
スケールメリットを享受するような企業は今後少なることでしょう。
ある程度のスケールを得ることで単品のコストを抑えることができ、
競合他社との障壁になるわけですが、このような企業は大きな変化に
柔軟に対応することが難しいでしょう。
できるだけライトキャピタルで
事業を行っている企業が今後の企業としての生存戦略として必要でしょう。
4)アジャイル経営
うまくデジタルサービスとフィジカルのサービスを組み合わせて、
デジタルを軸としてながら、サービス形態を柔軟に変化させる
ことができる企業が有望でしょう。
5)スケーラブル
1)のデジタルサービスとも関係しますが、昔のアマゾンのように
既存事業で得た資金を株主に還元せずに次の投資に使うことで、
利益還元よりも企業のスケール拡大を狙う企業があります。
一定の規模になるまで赤字が続きますが、一度利益が出ると、
年々、利益が上がる企業です。
いかがだったでしょうか。
私が考える、これからのAfterコロナで活躍する企業です。
よりよりポジションを持つ企業を開拓していきましょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。
取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。
売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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