今回は投資について書き綴ります。
米国株式市場においては、
銀行銘柄への市場関係者の警戒感から、
米地域銀行株への売りが入っていましたが、
週末にかけて前日比546ドル64セント(1.7%)高と、
警戒状況が緩和されて取引を終えました。
さて、先週の記事で米デジタル企業の決算発表を
確認してきましたが、
GAFAMの決算発表での最後の一角である、
米アップルが4日 2023年1〜3月期決算を発表しました。
決算発表内容は以下となります。
売上高:948億3600万ドル(前年同期比3%減)
純利益:241億6000万ドル(前年同期比3%減)
事前の市場予想を上回った格好となり、
株式市場では株価が上昇しました。
スマホ全体の販売台数が低迷する中、
iphoneの売上高も堅調であったため、
微減の決算に着地したようです。
新たな主軸サービスの確立を模索する中、
米アップルが米国で4月に始めた預金サービス
で、すでに1000億円以上の資金が集まったとの報道もあります。
米金融大手ゴールドマンサックスと年利4.15%の
新しい預金サービスを開始し、スマホで
30秒ほどで口座を開設できるようです。
0.3%台にとどまる貯蓄口座の全米平均の10倍以上となる
金利水準とのことです。
過去のしがらみのない、若い方中心に徐々にシフトしていく
可能性があります。
米国で、アップルカードのサービスをローンチ済なのは
知られる所ですが、これを紐づけることで
更なるサービス強化を図るものと思われます。
デジタルとマネーは相性が良いので
このサービスにより今後、アップル経済圏を
大きく飛躍させるプラットフォームとなるのか、
フォローしていきましょう。
iphoneを中心としたエコシステムで、
手堅くサービスを提供するアップル
ビジネス巧者の戦い方で、
銀行業界にとってみれば新たな
黒船、ディスラプターとなる可能性があります。
今後の動向に大いに注目していきましょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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