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これからのキャリア形成に悩む、転職、起業に悩む方おすすめ 最新読書レビュー:50歳からの逆転キャリア戦略  前川孝雄

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これからのキャリア形成に大事なこととは

 

今回は読書レビューです。

 

「50歳からの逆転キャリア戦略」 前川孝雄さんです。

自分自身、社会の求める人材が変化していくなかで、今後どのようなキャリア

を獲得して生きていくか、とても興味を持ち始めています。

これからのキャリア形成に悩む、転職、起業に悩む方には

参考になる良書だと思います。

早速、その中身に入っていきましょう。

 

【従来の強みが弱みに】

従来の高度成長期の同じ会社の同質的なスキル、考え方を会社が教育して、

一定のパフォーマンスを上げていく時代は強みだったが、

変化の激しい時代になって、他社との共創等により新しいビジネスの形を

生み出す必要のある時代には、弱みに変わった。

 

【セカンドキャリアを考えてみる】

ほとんどの50代が今後のキャリアを考えたことがないため、

セカンドキャリアの条件は給料だけと言う人が多い。

やりたいことがない人は今の会社を辞めてはいけない。

変化を好む人になることが必要。

 

【高いシニアの人件費】

会社は年収の1.5倍の費用がかかる。

製造業では50%くらいが人件費に回されるので、年収700万円だと、

700×1.5×2=2100万円くらいの営業粗利益を稼ぐ必要があり、

売上はその2~5倍会社は稼がなければならない。

年功序列で上がった年収はすでに市場価格からかけ離れている。

 

【自分の市場価値を見つめなおす】

自分を客観視できる能力が必要。

 今は若者ほど、社会課題に関心がある。

今後は一部の資本家が富んで、中間層が消滅し、便利になる社会になる一方

ウーバーのタクシードライバー等の低賃金の所得層が増えていく。

 

【これからの働き方の意味】

これからは給与、肩書から働きがいに価値観が変わっていく

そのため、高収入からプライオリティを家族との時間、健康な生活等に

シフトしていくことが大事

 

【お金の視点を変える】

親も含めた資産のストック思考が有効。

相続税で国に納めるよりも、非課税の範囲で贈与を受ける、

教育費援助を受けることも可能。

 

【これからのキャリア】

人は元気だから働くのではなく、働くから元気になる。

「健康」と「友達」と「希望」があれば、最後はなんとなかるもの。

今後は、キャリア自律を求めることが大事。

自分の役割を定義しながら、周りを巻き込んで結果を出す。

今から20、30年働く未来年表シミュレーションをする。

すると、今から準備しなければならないことがいくつか出てくる。

専門実践教育訓練給付金制度を利用して、学びなおしの費用を抑えることもできる。

 

【自分で働くということ】

仕事に感謝し、自ら汗を書くことが大事。

内村鑑三も、真摯な生き様が後世に遺すべきものの中で一番重要と説いている。

T型人間になることが大事。専門性がある人は、他の分野がわかるように、

はみ出して仕事することもできる。

副業ではなく、複業、そして働きがいを求める福業へ。

安くても報酬を得る。そして、

なぜ私に発注したのか理由を聞くことにより、自分の強みがわかる。

 

【今後のキャリア形成のための質問】

Q1 自分の人生があと1年だったら何をやりたいですか

Q2 なぜ、その「やりたいこと」に挑戦しないのですか

Q3 やりたいことができない本当の理由はなんですか

Q4 名刺がなくても付き合える社内外の人は何人いますか

Q5 会社の外でも通用する「自分の強み」はなんですか?

Q6   その強みを磨き、不動のものとするために何が必要ですか?

Q7   今のうちに何を始めますか?

 

いかがだったでしょうか?

今後の自分の人生を見つめなおすいいきっかけとなる、良書です。

ぜひ、長期の休みでも良いので手にとってはいかがでしょうか?

 

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