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おすすめ読書レポート 社員ゼロ! きちんと稼げる1人会社の始め方 山本憲明

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1人会社とは

 

今回は読書レポートです。

社員ゼロ! きちんと稼げる1人会社の始め方 山本憲明さんです。

 

デジタル化の発展や、法整備の進展により、労働集約型の大企業の優位性は

少なくなっています。

一方、ネット環境が揃えば、個人として、

リスクのある大きな資金の投資をすることなく、

業務、経営をすることが容易になってきています。

人生100年を見据えて、ダブルキャリアが当たり前になると予想されます。

その準備として、本書は筆者の経験を元に大きな示唆を与えてくれます。

今後のキャリア形成に不安を抱えているあなたにおすすめな本です。

では、その中身を見ていきましょう。

 

【一人会社、経営とは】

一人で経営し、規模を大きくしていかない会社。利益を得ても再投資をしない会社

最低限の利益を得て、事業を回す。利益は投資して、将来の資金として増やす。

人は雇わない、お金も借りない。

 

【人口減少】

日本の今後の人口減少と、40代の多消費世代が少なくなるため、

大企業であっても合併等して、淘汰される。

 

【ITの進化】

バックオフィスの機能は、スマホのアプリで代替できるようになる。

 

【どのように1人経営を考えるか】

人生設計、仕事、時間、お金の観点で、1人経営の枠組みを考える。

1人経営を持続するには、能力は必要なく、マイルールを設定し、

愚直に守り、計画を修正していくことが大事。

年齢は関係なく、健康でルールを守ること。粗利率の高い事業をやること。

 

【1人経営の始め方】

まずは始める時期を決めること。1年後、5年後でも良い。

子供が社会人になって、教育費用が

かからなくなるタイミングでも良い。やる内容は得意なこと、好きなことが良い。

資金は、4,5か月分の経費を確保

最小限の資金で、急角度で立ち上げること。オフィスは必ずしも必要ない。

ファイナンシャルプランを立てて、家族の理解を得えこと。

お金の知識、心の持ちようの勉強がおすすめ

ビジネスの実験、検証、改善のループを回していく。

仕事をやめず、小さく検証していく。

経理(過去、現在)と経営管理(未来)をきちんとする。

毎日、コツコツと続けていく。やらないことを決めておく。

 

【経営計画と人生設計】

死ぬ年齢、会社を辞める年齢をまず立てる。

引退前と後の生活水準、コストを決める。

ビジネスの粗利の合計を4(役員給与),4(経費),2(利益)に分解する。

役員給与を1(社会保険)、1(生活費)、1(将来のための資金)に分解する。

生活コストから、粗利を計算して、原価率を逆算して、売上を決める。

利益は別建てにして、投資で複利で増やす。

お金は、政府のようなお得意さんから集中的にもらうか、

不特定多数から少しづつもらうか。

経費として、払いやすいお金、相手の利益の一部をもらうのが理想。

例、1人カフェ、1人葬儀屋、1人建設業、製造業、

  1人高額スクール、株式トレーダー

社会情勢にあったビジネスをすることが大事。右肩下がりの最低限の経営を。

 

【1人経営の8箇条】

固定費を下げる、他人に頼らない、体力を温存し、頭を使う、計画を立て遂行、調子に乗らない、感情を捨て、確率で考える、売上の分散とリピート、

参入障壁が高く、撤退障壁が低いもの

 

いかがだったでしょうか?

私自身も1人経営の始め方が体系的にわかり、とても勉強になりました。

今後の人生設計に不安な方、雇用される方ではなく、資本家、経営者として将来

起業したい方に是非、おすすめの本です。

 

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