今回は投資について書き綴ります。
米株式市場においては、
ダウ工業株30種平均は4日続伸し、
前日比294ドル61セント(0.81%)高の
3万6245ドル50セントで取引を終えています。
FRBによる金融引き締め
長期化観測が後退した模様です。
しばらく、金利の方向性に対する、
警戒感の高低により、株価の行方が
左右されそうです。
さて、中国株式市場において、
私も投資している 美団 の
2023年7-9月期の決算発表がありました。
その内容を見ていきましょう。
美団(03690)の2023年7-9月期決算:
売上高:764億6700万元(前年同期比22.1%増)
純利益:35億9300万元(同195.4%増)
調整後利益:57億2739万人民元(同62.4%増)
フードデリバリー、ホテル・旅行予約サイト関連の部門は
好調を維持している模様です。
新規事業については、
売上高は15.3%増の188億人民元に伸び、
営業損失が51億人民元に縮小しています。
ただ、いまだ大きな営業損失段階であり
投資のフェーズでまだまだ業績貢献には
ほど遠い模様です。
今後、コストを抑えながらゼロ浮上まで
どのくらいの期間で達成できるか
注目していきたいところです。
今後は、マクロ経済の低迷でネット出前受注が伸び悩み、
競争の激化で飲食店・ホテル・旅行予約への投資が増える
と予想されています。
経営陣のこれらの今後の見通しを受けて、
残念ながら株価は大きく下落しました。
現在の株価は本来の価値に見合ってないと
見て、今後株価の修正に期待したい
と思います。
さて、美団は、最大10億米ドル(約1460億円)の
自社株買いを実施すると発表しました。
同社としては上場初のコーポレートアクションになります。
12月1日から開始するようです。
これが、今後の株価上昇の
きっかけになると期待を込めて
見守りたいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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