今回は投資について書き綴ります。
ついに、為替市場では、150円/1ドルを越えてきました。
日銀は為替介入を実施し、一時144円台に戻したようですが、
この効果はどの程度続くのでしょうか。
巨大な市場に対しては、アナウンス効果程度に
収まるのではないでしょうか。
構造的な問題が解消しない限り、
この円安は収まる気配がありません。
米国株は利上げのペースを緩まることを期待して、
株式に買い直しが入り、週間では1500ドル程度上昇しました。
この戻り相場が継続的に続くことを期待します。
さて、米国では第3四半期の決算発表が始まりつつあります。
動画共有アプリ スナップチャット を運営する
スナップの7-9月(第3四半期)決算発表がありました。
7-9月期売上高は6%増の11億3000万ドルとなり、
大きく成長が鈍化しました。
現状の、1日アクティブユーザー数(DAU)
は3.63億人とのことです。
成長企業として期待された企業の
売上高成長率が一桁台ということで、
週末の株式市場では大きく売られました。
各種のマクロ経済要因で、
デジタル広告市場への逆風が数字として
明るみに出た格好となります。
考えてみれば、
経済の需要が抑えられると、
それを喚起するための広告費も抑えられ、
且つ、企業の成長鈍化に伴い、
経費を削減しなければいけないので、
その広告費用が抑えられることは
想像がつきます。
一旦は縮まる経済に企業の体格をスリム化
した上で、次の需要を迎え撃つ戦略を
取っていくことでしょう。
コロナ禍の相場が大きかっただけに、
停滞相場はもう少し長く続きそうです。
短期の相場に一喜一憂せず、
長期的な視点でどっしりと
株式相場と向き合いたいものです。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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