
今回も投資について書き綴ります。
31日の米国の株式市場においては、
ダウ工業株30種平均は反発し、
前日比40ドル高の4万7562ドルで取引を
終えています。
トピックスとしては、
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席
が韓国で対談し、
レアアース規制に関する交渉合意となり、
直近のマイナス影響が緩和された格好となりました。
また、米連邦準備理事会(FRB)は
FOMCで、政策金利を0.25%引き下げることを決定し、
市場予測を裏付けることとなり、
株式相場へポジティブな影響を及ぼしています。
一方、日本の株式市場においても
日経平均株価は52411円と前日比1085円高の
大幅増加で取引を終えています。
高市新総理もトランプ大統領との会談を終え、
日米関係の強化等により、順調な滑り出しと言え、
ご祝儀相場が始まっている格好です。
この好調な相場がどこまで続くのか、
見守っていきたいと思います。
さて、米国では主要IT企業等の決算発表が
始まっています。
その中身を見てみましょう
2025年7~9月期決算
【アマゾン】
売上高:1801億6900万ドル(約27兆7500億円)(前年同期比13%増)
純利益:211億8700万ドル(前年同期比38%増)
生成AI向けのクラウド事業が引き続き好調のようです。
【メタ】
売上高:512億4200万ドル(約7兆8000億円)(前年同期比26%増)
純利益: 27億900万ドル(前年同期比83%減)
主力の広告事業は好調だったものの、税務関係の一時費用等あり、
利益減となったようです。
【アップル】
売上高:1024億6600万ドル(約15兆7900億円)(前年同期比8%増)
純利益: 274億6600万ドル(前年同期比86%増)
新型iPhoneが好調な模様で、純利益が大きく積みあがっています。
【アルファベット】
売上高:1023億4600万ドル(約15兆6500億円)(前年同期比16%増)
純利益: 349億7900万ドル(前年同期比33%増)
こちらも、生成AI関連のクラウド事業や主力のネット広告が堅調で、
利益の大幅像となっています。
【マイクロソフト】
売上高:776億7300万ドル(約11兆9000億円)(前年同期比18%増)
純利益:277億4700万ドル(前年同期比12%増)
こちらも、生成AI向けのクラウド事業が好調で、好調な中にもリストラを
実施しており、増収、増益となっています。
【ネットフリックス】
売上高:115億1030万ドル(約1兆7400億円)(前年同期比17%増)
純利益: 25億4691万ドル(前年同期比8%増)
こちらは好調を維持しているものの、税費用関連で純利益が微増となっています。
【テスラ】
売上高:280億9500万ドル(約4兆3000億円)(前年同期比12%増)
純利益: 13億7300万ドル(前年同期比37%)
EV補助金終了前の駆け込み需要を取り込んだものの、
関税による部品コスト増もあり収益力が低下しています。
10月以降は補助金の上乗せがなくなるため、さらに厳しい状況が続きそうです。
米国主要企業の決算ですが、
概ね好調を維持しています。
米国企業の業績が日本企業への業績に
影響を及ぼしますので、継続的に
ウォッチしていきたいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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