今回は投資について書き綴ります。
日本市場、米国市場ともに、株価が上昇してきました。
底堅い展開となってきました。
第2Qの業績がそろそろ視野に入ってきます。
半導体部品の不足が影響している企業はスローダウンが
予想されますが、
それ以外の企業は、コロナ禍の落ち着きにより
多少は期待が持てそうです。
円相場は、一時1ドル=114円台と
3年ぶりの水準まで下落しています。
海外資産を持っていると、ここらへんの恩恵もあります。
円資産と海外資産をうまく組み合わせてポートフォリオを
組みたい所ではあります。
中国では、経営が悪化している
中国の不動産大手、中国恒大集団の動向が気になります。
バブルを抑えることができるか。。。
恒大傘下の恒大地産集団は19日に迫った
人民元建て社債の利払いを実施すると発表したようです。
今後も負債の返済期日が相次ぎ到来するようなので、
各期日までに資金を確保し、持続的に返済できるかどうか
注目しなければいけません。
また、中国のデジタル企業への規制当局からの
罰金も確定しつつあります。
美団に対しては、
34億4200万元の罰金を科することが決まりました。
罰金の34億4200万元は美団の2020年の中国本土での売上高の3%に相当します。
売上高比なので、大きい金額ではありますが、
リスクが確定したことで、株価としては上昇しています。
また、中国ネット通販大手のアリババ集団に対しても
同じく独禁法違反を理由に行政処分を下されており、
アリババ集団への罰金額は182億2800万元で、
19年の本土売上高の4%に相当するとのこと。
このように、株の市場においては悪材料が出たタイミングで、
大きく、株が売られ、リスクが確定すると、これ以上大きい
リスクは発生しないと判断され、大きく上昇することがあります。
悪材料は、致命的なリスクであるのか、
そうでないのか判断をして、
損失確定の売りを入れるかどうかは
見極めていきましょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
↓押していただけるとブログ継続励みになります。