今回は投資について書き綴ります。
皆さんは投資においてどのような
アセットアロケーション/ポートフォリオを構築しているでしょうか?
アセットアロケーションとは、資産を例えば、
「現預金」「国内株式」「国内債券」
「外国株式」「外国債券」「不動産」「商品・金」
等の金融商品をどのような配分で構築するかを指します。
一般的に、個人毎のリスクの取り方や年齢により、
その大まかな比率を決めて運用するものです。
半年、一年程の期間でその比率の変化を確認し、
利益が出て、比率が高くなったものはその比率を下げ、
他の投資資産を買ったりします。
これをリバランスと言います。
一方、ポートフォリオはその資産の中の
具体的な商品の詳細な組み合わせを指します。
その対象をどれにするかは様々ですが、
一般的にリスクを下げるために、
ある業界の株価が上がると、他の業界の株価が下がるような
相関がある銘柄をそれぞれ持つことがあります。
すると、お互いが相殺してくれるわけです。
同じような考え方で、信用取引を実施して、現物の株価の下落を
リスクヘッジする手法もあります。
また、コア、サテライト戦略というのもあります。
運用資産をコア(中核)とサテライト(衛星)に分け、
コアは、「守りの資産」、
サテライトは、「攻めの資産」として設定します。
「守りの資産」は例えば、投資信託でS&P500等に連動する、
あるいはグローバルな範囲で投資している投資信託の積立、
インデックスファンド等で運用することが考えられます。
「攻めの資産」は、言うまでもなく、市場の期待リターン、リスク
より、多くを狙って個別株に投資するような資産が挙げられます。
私は、この考え方に現金も考慮し、
「攻めの資産」を市場動向に合わせて強気の時は、
「攻めの資産」を殖やし、
市場が崩れる可能性もあるような弱気の時は、
「攻めの資産」を売却し、現金で持つような戦略を取ることに
よって、市場にい続けています。
更に、上記でリスクを事前に回避できなかった場合の
奥の手はありますが、それは別の機会に。
いずれにしても、投資を行う上で、
自分の資産をどのような形にしておくか、
資産設計がとても大切だと思います。
市場のパフォーマンスを上回る、
アセットアロケーション/ポートフォリオを組みたいものですね!
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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