今回は投資に関して書き綴ります。
株を始めて、もうすぐ20年近くになります。
当初、株に投資することはそんなに肯定的になかった時代です。
バブルで株が暴落している様子を知っている上の世代には印象が
良くないし、また、ネット証券も始まったばかりで、尚且つ、
携帯でのトレード等は無かった時代です。
また、ネット証券が解禁とはいえ、
手数料もそれなりに取られていた時代でした。
リーマンショックも経験しました。
リーマンショックは、株価下落速度がこれまで以上であるために、
ただ立ち尽くすことしかできませんでした。
それでも、活路を見出し、信用取引や中国株、ベトナムファンドを活用しながら、
これまでの長い間、株式市場にい続けることができました。
大事なことは、きちんとフローを確保することだと思います。
ストックを大幅に失ったとしても、フローがキチンと例えば、
毎月 お金が一定額入ってくれば、しばらくの間耐え忍び、
その間、市場が回復しながら、徐々にストックを回復させるとともに、
資産を増加させるために布石を打っていく。
それが、私の場合は信用取引であり、中国株であったわけです。
さて、株式投資を経験していく上で、
改めて、自分にとって、どのような効果があったのか、
3点考えてみました。
<1.我慢強くなる>
市場をとても一人の人間で操作することはできません。
これはいけると思っても、経営している人は他人だし、
市場はとてつもなく大きい。
自分のコントロールできることに集中し、
後は肝要に長期的な観点で見ることです。
このことは、投資だけでなく普段の生活にもポジティブに効いてきます。
<2.経済の動き/市場の動きがわかる>
いくつかの国の政策や株価、ニュースが出た時の株価の動き
ポジティブなのか、ネガティブなのか、市場に長くいるとわかります。
短期的な株価の動きと、緩やかな長期的な経済の動きがわかれば、
あとはどっしりと構えるだけです。
あと、ぱっと雑談になると、しっかりとした意見が言えるようになります。
これはポジションを張って意見を言えるようになるので説得力が増すのでしょう。
<3.人の意見に左右されなくなる>
これは読書をしていることも大きいですが、身の回りにいる人の
短期的な意見に惑わされなくなります。
これはたぶん、コメンテーター、傍観者ではなく、
市場にい続けている実践者であるからだと思います。
<まとめ>
株や投資を長期的に実施することは上記のような作用があると同時に、
過去の経験が積み上がり、だんだん失敗しなくなっていくと思います。
1回の失敗で挫折、失望せずに、それを糧として次に繋げる、
また、投資で資産の運用がうまくいかなかったとしても、
自分への投資はうまくいっているはずです。
自己成長に繋がっていると信じれば、万事が良しではないでしょうか?