今回は読書レポートです。
99%の人が気づいていないお金の正体 堀江貴文さんことホリエモンです。
堀江貴文さんは、最近良く本を出していますね。
いずれも本質をついていて、そして人と違うのはその通り実行しているといった、
言行完全一致な所だと私は思います。
内容は、お金の本質についてあまり考えてこなかった初心者向けの本に仕上がっていると思います。 また、日本の社会制度にも触れています。
私がピックアップした以外にも本質を語る部分が多くありますので、
是非 一読をおススメします。では、本の中身に入っていきましょう。
目次
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------
【1.お金の起源】
信用がない相手と取引しようとするときお金が必要となった。
コミュニティ内では信用で経済活動が回っていた。コミュニティ同士が繋がるときにお金が必要になった。
【2.江戸時代のお金】
加賀百万石 1万石は1万人が1年 くいっぱぐれない取れ高
加賀藩は100万人を1年食わせられるコミュニティ
当時は米本位制が主流 そのため、豊作であれば、米の値段が下がって、借金に走る武士が多くいた。
金貸しは武士が怖いので、別の武士に借金帳消しの代わりに借金集金を依頼し、斬り合いに発展する事件が増加。
それを仲裁したのが大岡越前守であり、この状況にやばいと思い、大阪に
世界初の先物取引所 堂島を作った。
【3.保険料】
2018年9月の台風被害で、損害保険会社から1兆円以上のお金が支払われている。
しかし、損害保険会社の経営が苦しくなったという話は聞かない。
つまり、普段ぼったぐられている。
【4.終身雇用制度】
高度成長期に発生した、レアシステム 日本は最も成功した社会主義国。
これからは、仕事を作る人が重宝される。
そのため社会からドロップアウトした人には無限の可能性が出てくる。
【5.国の借金】
国 909兆円 地方 196兆円 対GDP200%
個人資産は1800兆円 この金額を国債発行額が越えるとクラッシュ
【6.年金、税金、民営化】
生涯現役でいられるように生き方改革を シルバー民主主義は卒業し、消費税20%
そして、ベーシックインカムを
ほとんどの国の事業は民主化して良い
道路公団民営化が良い例 サービスが格段に良くなっている。
【7.技術革新】
お金革命、仕事革命を生み出したiPhoneのイノベーション
インベンションでは社会に広がらない
新たなビジネスを考えて広げることでイノベーションになる。
モノの所有はこれからは時代遅れ アマゾンが本気出せばECは瞬殺 研究費が桁違い
メッセンジャーと通信アプリで孫正義さんには勝機あり
【8.原点回帰】
今は、クラウドファンディングですぐに資金確保ができる時代。信用がこれからは大事
テクノロジーが進化すると、社会は原点回帰する。
今やサービスが安く利用でき、消費者余剰が生まれている。
GDP以上のメリット、付加価値が提供されている。
いかがだったでしょうか?お金のみならず、社会制度も含めた内容となっており、
かなり、盛りだくさんな内容になっています。
この内容を腹落ちさせて、行動につなげることができる人が
これからの時代活躍する社会になっていくかもしれません。
是非おすすめの本です。
↓押していただけるとブログ継続励みになります。
|