今回は読書レポートです。
新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点
資本主義ハック 富田和成さんです。
いろんな便利なツールが世の中に出て、
お金の稼ぎ方が多様化していく中で、労働者視点から資本家視点に転換していく
ことが重要です。
常に成長を求めていく資本主義の波にうまく乗っかって生きるのか、
波に抗って挫折してしまうのか。知恵を出して生きていくことが重要ですね。
では、本の中身に入っていきましょう。
目次
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1.<資本主義はあなたのためにある>
時間を売るマーケットは単価が安い。
「仕組み=資本」を所有することによって、
イノベーティブな仕事や投資ができる。
今は、大企業に入らなくても個人で勝負が可能。
これからの投資効率の良い投資対象は自分。
行動経済学では、損失回避バイアスがある。
よって、チャレンジするよりも失敗を回避してしまう。
アービトラージを取る。歪みをチャンスに変える。
4つの大きな変化が起きた。 信用経済のプラットフォーム、クラウドファンディング、シェアリング、リソースのクラウド
物を購入する時にも、Airbnbのようなセカンダリーマーケット
を意識することがこれからは大事。固定資本革命。
資産形成は、人的資本、金融資本、固定資本、事業資本の4つに増えた。
ROIが高くなりそうな領域に力を入れる。
2.<アービトラージに役立つ視点>
プロセスを因数分解する。因子が細かければその因子を改善するほどに掛け算の
威力は増す。複利の成長を目指す。y=axではなく、y=ax2を目指す。
思考の上限 リミッターを振り払う。
①抜本的対策を考える。②青天井のマーケットを選ぶ。③環境を変える。
3.<人的資本>
アウトソーシングすることで、24時間が240時間になる。
ながら思考をする。資本主義は変化を常に歓迎する。
今後は、信用スコアが大事になり、実力があり、真面目な人が得をしやすくなる。
1000万ー600万=250万 所得が増えると社会保障、税負担が増える。
4.<金融資本・固定資本>
プロに勝つには、長期視点、消費者視点、経営者視点で投資を考える。
新興銘柄を狙う。
5.<事業資本>
化ける事業モデルは、ずらして考える。
ビジネスはCPA(顧客1人を獲得するためのコスト)とLTV(顧客生涯価値)
を考える。これを、2重、3重に作ってマネタイズできれば良い。
いかがだったでしょうか?
いろんな資本で分散すれば、税制優遇にもなりますし、
人生のコンテンジェンシープランとなります。
資本主義の原則、世の中の仕組み、ルールをうまく生かしながら、
生きていくことが大事ですね。おすすめの本です。
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