今回は、読書レポートです。
次のテクノロジーで世界はどう変わるのか 山本康正さんです。
第4次産業革命の真っただ中にいる、我々ですが、
これから流行すると思われる
メガテクノロジーをどのように生かしながら生きていけば良いのでしょうか。
これからに必要なことは、否定せずに新しい技術を受け入れ、試していくこと。
ポジティブ思考が必要と痛切に感じる昨今です。
では本の中身を見ていきましょう。
【今後の大変化】
テクノロジー抜きにビジネスは成り立たなくなっていく。
1.データが全ての価値の源泉となる。
2.あらゆる企業がサービス化する。
ハードウェアはサービスを開始する、きっかけでしかない。
3.すべてのハードが箱になる。
4.大企業の優位性がなくなる。変化を躊躇する企業に明日はない。
グーグルやアップルの本社は起業にチャレンジした後の羽休めとなっている。
5.収益はどこから得ても良く、業界の垣根がなくなる。
6.職種という概念がなくなり、幅広い分野に詳しい人が重宝される。
7.データ収集が容易となり、経済学が変わる。
【基幹テクノロジーの進化】
半導体、インターネット、人工知能
この技術基盤が今後のメガテクノロジーを支えている。
【近未来を創るメガテクノロジー】
1.AI
FAANG+M、BATHが有利
医療等、医者、患者の情報の非対称性があるものは、
データを活用したAIでビジネス上大きな効果が見込まれる。
今後はどんな企業にもCTOがいることになる。
アマゾン 庫内のデータを収集する冷蔵庫を2020年発売予定。
AIの自動運転の方が、人間より安心になる。
2.5G・クラウド・ブロックチェーン
5Gですべてのデバイスの接続が可能な世界。
クラウドはアプリのSaaSからOSのクラウド化が可能になり、
スマホはただの箱になる。(シンクライアント化)
ブロックチェーンにより、金融機関は独立した存在ではいられず、
TECH企業と協業が必要になるかもしれない。
これからは新しいテクノロジーにアンテナを立てる必要がある。
これからのビジネスパーソンは、
プログラミング、データ、英語、ファイナンスの知識が必要。
いかがだったでしょうか?
今後は、より便利な技術をニーズに合った形でうまく捉えた企業が
どんどんスケールしていくような気がしています。
ユーザの立場としては、どんどん便利になっていく社会になっていくでしょう。
供給する側としては、いままでの常識に囚われることなく、
新しいものを受けいられる人、企業が今後、生き残っていくと思います。
皆さんは、この本を読んで、
今後の未来で実現される社会に馳せてみてはいかがでしょうか?
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