GAFA
今回は投資について書き綴ります。
米国主要企業の決算発表が始まりました。
メタの決算発表で、最終的な利益が2年半ぶりの減益となりました。
売上高は昨年比と比較して、19%増でしたが、利益は減少。
しかし、減少といっても1兆円あります。
ネガティブサプライズとしてとらえられました。
一方、アマゾンの決算はポジティブサプライズとしてとらえれています。
2021年10~12月期決算は
売上高が前年同期比9%増の1374億1200万ドル(約15兆7900億円)、
純利益が98%増の143億2300万ドル(約1兆6400億円)
リヴィアン株の上場に伴う株式評価益118億ドルを営業外収益
したので、その分を差し引くと減益です。
米国では輸送費の高騰を受けて、アマゾンプライムの
サブスクプライスを値上げするようです。
また、アップルは、売上高は11%増の1239億ドル
純利益は20増の346億ドルとなりました。
アルファベットは売上高は32%増の753億ドル
純利益は36%増の206億ドルとなりました。
この数字を見てとれるのは、
GAFAにおいても、そろそろ高成長モデルを継続するのは
限界に達しそうだということです。
グーグルの親会社であるアルファベットは、
まだまだ、クラウド、広告事業が伸びているため、
しばらくパイは大きくなりそうですが、
その他は、今までのような劇的な成長は難しいかもしれません。
メタのような、仮想空間ビジネスをコアにしたり、
アップルの自動車産業参入のような、ゲームチェンジを
起こさなければ、
ビジネス領域のパイはそれなりに決まっているので、
難しいと思っています。
現在は莫大な利益を計上していますが、
その資金を次のビジネスに効果的に投資できるかが、
この4社が今後、どのように成長できるかということに
なろうかと思います。
いずれにしても、米国、世界のIT,テック業界を支えている
4企業ですから今後の戦略に期待したい所です。
ちなみに、大きく復活しているマイクロソフトも
決算発表があり、
売上高が、前年同期比20%増の517億2800万ドル(約5兆8900億円)、
純利益は 同21%増の187億6500万ドル
とのことです。
うーん利益率がえげつないですねー。
完全に製品、物売り企業から、
サービス企業へ脱皮したというところでしょうか。
まだまだ、王者のビジネスを実施しているし、
ゲームビジネスが伸びるとどのような形で数字に
今後、現れてくるか、注目したい所です。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
↓押していただけるとブログ継続励みになります。