ミツミ電機という会社を知っていますか?
今現在は、ミネベアという会社と統合して、ミネベアミツミという会社になっています。
スマホ用バッテリーや電子機器を供給している中堅どころのメーカでした。
私が目をつけてしまったのは、任天堂 Wiiの大ヒットです。当時は、画質にこだわるコアなゲームユーザより、全世代を狙った価格設定や全世代で遊べるようなソフトラインナップからブルーオーシャン戦略としてビジネスモデルとしても、もてはやされました。
ミツミ電機自体は、任天堂Wiiのコントローラ(リモコン)のジャイロセンサー供給や受託アッセンブリ供給を受けていました。このため業績自体は比較的好調でした。
https://www.minebeamitsumi.com/
株取引の実績を調査すると、私は2007年に4000円台で購入し、2013年600、700円台くらいで売却しています。しばらく長い間株を持っていましたねえ。今か今かと株価上昇のタイミングを淡い期待を持って、待ち続けた結果ですね。株を購入してから徐々に切り下がり、塩漬け株として最後は泣く泣く売却したという惨憺たる結果です。全てではありませんが、数年間も資金を寝かしてしまったことも大きな反省です。
尚、会社統合の関係で、銘柄コードも変わり、過去のチャートが見ることができないので載せません。
今思えば、私がこの株式銘柄で失敗した教訓は以下の2つです。
1.薄利多売のようだった
Wiiはすごい台数が販売されていて、且つコントローラはマリオカート等の対戦ゲームでは追加購入されていたため、すごい需要により、業績が飛び跳ねることを予想して、かなり期待して買った記憶があります。業績推移の結果はそうでもありませんでした。よくよく考えてみると任天堂もゲーム端末というよりはゲームソフトウェア側で稼ぐビジネスモデルなため、その関連会社のミツミ電機が大儲けできるはずがないという結論に達しました。
2.買うタイミングが遅かった
Wiiが出てしばらくしてミツミ電機の株を買った記憶があるので、多分株価は先行でかなり織り込まれていたのではと今となっては思います。その後のWii販売台数の伸びは予測から大きく超過するものでなかったことから、株価は伸びなかったものと思われます。
以上から、教訓です。
1.会社の利益構造、ビジネスモデルを意識しろ!
2.買う時期がアーリーアダプターが買う時期なのか検証しろ!
皆さんの投資生活に華やかに彩りを与えられれば幸いです。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
↓押していただけるとブログ継続励みになります。