今回は読書レポートをお届けします。
人生100年時代のサバイバル仕事術
好きなことしか本気になれない。という本です。
この本は、なんとスキルシェアで有名なココナラの社長が書いた本です。
ココナラのことばかり書いているのかなと思いましたがそんなことはなく、彼の人生経験から多くの示唆を読み取ることができます。
【未来予測はいらない】
不確実性が高まっている昨今、未来予測は必要なく、また過去の成功事例も全くあてにはならないと主張しています。ただ確実に言えることは人口動向と医療の発達と社会保障制度の崩壊により人生100年時代が到来しているということ。これにより60歳で定年という時代が終わり、80歳定年時代が来るかもしれないということ。
【好きな仕事しか続かない】
そういう時代になると、嫌な仕事は続かないし、今のスキルもすぐに陳腐化する。
しかも、時代、技術の進歩が早いので過去の経験もあてにはならない時代に突入する。
【80歳まで働くための個人の力とは】
まず、複数のスキルを持ち、新たなスキルを獲得し続けること、次に自分の価値観を持つこと、そして自分で目標を決めて実行して、その結果を評価するセルフリーダーシップを持つことと筆者は言います。
【自分で決める重要性】
最終的な意思決定の判断基準は自分の中にある。それに従って全力で仕事をするとキャリアが始まるか、自分に合わない仕事かが分かる。
【人と違うことをしなくても良い】
筆者の過去の職業経験で、プロフェッショナルは周りにいるものなので自分が情報のハブとなって経験を積んできたとのこと。
自分のスタイルでスキルを確立することが重要で苦手なことは得意な人に任せれば良い。
このように、一般的なハードスキルとソフトスキルを組み合わせることで自分の存在価値を高めることができる。
【自分のストーリーを生きる】
自分のストーリーは自分で決めていい。
正解は無い。ただ、重要なのは、心を満たすことは何か、好きで楽しいこと、人やコミュニティに貢献できることは何かを自分に問うて、判断することが自分のストーリーを生きることになる。
本を読んで、確かにこの時代の変化は薄々分かっていたし、急速に過去の経験が世の中に通用しなくなって来ていることを感じる。
過去のやり方から決別し、より今の社会に受け入れやすいやり方でサービスを提供できるように自分のスキルを磨いて行くことが重要と痛感した。他の文句を言っても始まらない。自分のスキルと価値観をアップデートし、自分のストーリーを作って行こうと思った。これからどう生きて行こうか、悩めるサラリーマン、転職、起業も考えている人などオススメです。
少し、仕事の手を止めて、読書してみてはどうでしょうか?
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