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最新読書レポート 人口知能時代 どう仕事、人生を乗り切れば良いのか :AI救国論 大澤昇平

今回は読書レポートをお届けします。

 

「AI救国論」という本で、31歳の東大最年少准教授が執筆した本です。

経産省認定の未踏スーパークリエータの経歴も持ちます。

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若くて、これからのAI時代の技術を持つ、有望な若い方がどのような思考を持つのか、

興味を持って購入し、読んでみました。

 

【テクノロジストが不足】

口だけ動かす高学歴ジェネラリストか、手に職を持ったIT土方タイプに2極化され、

その中間のテクノロジストがほとんど存在しない。

そのため、年齢補正によって若手に有利に働く実力社会が到来している。

 

【Sier型が圧倒的に多い】

日本のエンジニアはBtoB向けのシステムインテグレータとしての役割が多く、

エンジニアの4分の3とのこと。米国は逆に4分の3がユーザ企業かプラットフォーマーである。そのため、資金を集めやすいユーザ、プラットフォーマー、コンサルタントに搾取されやすい。

 

【コンサルタントに必要なのは文系スキル】

コンサルタントにとって、重要なスキルは文系スキル。これは理系のようにHow思考いわゆるソリューション思考ではなく、Why思考が大事だからで、なぜ、顧客にって課題であり、解決しなければならないかを説くことが重要だから。そのため、問題解決力のようなコンセプチャルスキルやコミュニケーションのようなヒューマンスキルが必要。

(この話は、私自身 コンサルタントの教育を受けたことがあるので良くわかります。

 理系はHow思考になりがちで、まずはWhyで課題設定することが大事と思っています。)

 

【これからのあるべき教育とは】

つまり、理系、文系という分類は古い。ロジカルシンキングだけではイノベーションは生まれないので、水平思考で以外な解を発見する。

 

【イノベーションは定説の否定】

大陸移動説を例に、定説に合わない新しい仮説からイノベーションは生まれる。

 

【AIは人件費に集約される】

今や、オープンソース化によりAIもTensorflow等のライブラリを使用することにより、

ツールはフリーで入手できることが多い。そのため、人件費に集約される。

また、これらを提供している巨人の肩にうまく乗ることで成功にレバレッジをかけることができる。

 

【ディープラーニング】

ディープラーニングの画像認識の精度は2017年には、人間の95%を超えて、98%に達した。

 

【グローバルな活躍の阻害要因】

国内システムのグローバル展開を阻むのは、言語の問題と送金問題で国を超えると、為替手数料がかかる。それ故にプラットフォーマーの障壁となっている。ただ、これらはAI,ブロックチェーン及びウェブとの融合で解決できる問題である。

 

この本を読んで感じたことは、これからは人工知能、AIが当たり前の時代になってきて、これを使いこなせないと大きなディスアドバンテージになるのではと感じた。

且つて、インターネットが当たり前になったように、AIも当たり前。そんな時代の到来がすぐそこにあるのは間違いないのではないだろうか。これから将来ある人はこのような本を読んで準備が必要かもしれませんね。

 

東大最年少准教授の思考回路がトレースできる本で、

800円程度で買えるなんて安いものですね。

 

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