今回は読書レポートをお届けします。
将来の不安を打ち破る人生戦略
「投資家みたいに生きろ」です。
著者はひふみ投信を運営している、藤野さんです。
【資金不足時の解決方法】
長く働き続けること、そして収入の一部を投資に回すこと。
【リスクと向き合う】
過去、日本人は遣唐使を派遣し、中国の文化を取り入れた。その際に船が転覆するリスクは50%だったため、船を4隻派遣し、計算上 中国にたどり着くのは2隻、日本に戻れるのは1隻と、リスクに向き合ってリターンを得てきた。
【リスクとの向き合い方】
以下の2通りに分かれる。
1.失望を最小化する人たち
2.希望を最大化する人たち
動くリスクに目を向ける前に、何もしないリスクを見ることが大事。
【未来へ繋ぐ投資の考え方】
投資とはエネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為。
そのエネルギーとは 主体性×時間×お金×決断×運に分解できる。
主体的に目的を持って行動し、時間をかけることで価値を見出し、お金の支払いについては、浪費なのか、投資なのかに自覚を持ち、無限の可能性の中から1つの選択肢に絞り、後は運次第といった謙虚な気持ちでおおらかに生きることが大事である。
【見えない資産とは】
目に見える資産と、目に見えない資産がある。
目に見える資産だけ追い求めると人生は空虚になると主張します。目に見えない資産である、スキル、健康、人間関係を大事にする。
目に見える資産は容易になくなりますが、目に見えない資産は人から奪われることはない。
ただ、スキルは日進月歩に変わるので複数のスキルを身に着けることが大事である。
【思考のバイアスとは】
以下の3つがある。
1.リスクはゼロになるという思い込み
2.貯金は善、投資は悪という思い込み
3.給料は我慢料という思い込み
進んで変化し、投資をして、働く意義を見つけることが大事。
【未来へ繋ぐ過ごし方】
小さな習慣を積み上げて、未来へ希望を繋ぐ。複利の力を自己啓発にも適用。
学ぶプロセス自体を楽しむこと。
【体験を重視】
筆者のおすすめは、月に1度 家電量販店やコンビニを足で回って現在のトレンド
アイテム等を観察すること。
定点観測することで時代の空気、トレンドがわかるようになる。
【発信はローリスク・ハイリターン】
自分でやりたいことを宣言する、あるいは挨拶する、感謝する、褒める等、発信することで大きなリターンに繋がる。
【趣味を活かす】
今後、創作活動が重要になってきます。また、筆者はまず5分だけやってみると考えることで初動の負荷を減らすように心がけているそうです。 あと、パレートの法則で2割が全体の8割を占めるという法則がありますが、いろんなスキルを広く身に着けることで、生存率を高める戦法を取っているとのこと。知識の差よりも、姿勢の差が大きく人生を左右する。
【第3の居場所を持つ】
会社以外のコミュニティを持ったり、同世代で固まらずに同時代の人と話をして刺激を持つ。業界を越えた知り合いを持つことが大事。
この本を読んで、やはり今を生きる大切さと、未来を馳せて今を生きることの大切さ
を再認識した。人間はえてして、目の前の課題や生活に目を奪われがちだけど、
常に長期的な視点を持って人生設計をしていればより良い人生を送れるのではと思った。
これからは、1つの専門だけで生きていくのは難しい時代。より多くのスキルを得るための読書がこれから求められると思う。
私は悩むくらいなら本はすぐ購入することにしています。
なぜなら、著者の経験が1000円足らずでトレースできるからです。
将来の不安を打ち破り、自信を獲得したい人へ、投資以上の価値のある本です。
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