読書レポートをお送りします。
会社で働きながら6ヵ月で起業するという本です。
筆者の新井 一さんは、1万人以上の会社員に、「会社を辞めずに始める起業準備」についてアドバイスしてきました。その中で3種類のチカラ(知、人、金)がバランス良く備えることが重要と提言しています。筆者はその経験から、過去にも
「会社をやめずに朝晩30分から始める起業」等の本を出版しています。
<それぞれの期間でやるべきことがある>
この本は、6ヵ月を1か月毎に区切って、それぞれの期間で考えること、やるべきこと
が整理されています。焦ってもっと短いスパンでやるよりは180日というスパンで
進めていく方が良いとの提言です。
<起業は誰でもできるのか>
長い人生を生きていくと、いくつか自分の強みがある。それを掛け合わせることで、
顧客の悩みや解決できること(例えば、「お金」、「仕事」、「恋愛」、「健康」など)に合致していれば商売になると筆者は言っています。
また、強みだけではなくて自分オリジナルの経験をスキル、ノウハウ化して価値を
提供できれば起業も可能と提言しています。まず、最初の期間は小さい頃も含めて、
自分が何が得意だったのか、自分オリジナルの体験、経験は何か、楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまう趣味等が見つかると良い。自分で考えて良いアイディアが出なければ、生活ログを取って、例えば、1週間の期間に何に時間をかけているのか、自然に身についてできることが確認できます。
<起業にはリスクがないのか>
筆者は起業はそう簡単にはうまくはいかないとも言っていて、だからこそ失敗しても
リスクがない形でお金をあまりかけずにまずは初めてみることを推奨しています。
この本のタイトルにもなっている、「会社で働きながら」というフレーズには
失敗しても取り返しが必ずつくということを示しているのです。
<継続して活動するには>
お客さんを呼び込む、フロントエンドの商品を強化して、バックエンドの商品に導くことが大事と筆者は言っています。そして、準備ができたら「販売力」、「信用力」を高めて、「発信力」により、継続的にお客さんに喜んでもらうことができるということです。
私は、この本を読んでブログの活動につなげました。起業というわけではないですが、
自分の存在意義を確認し、社会に役に立てれば良いなという気持ちです。
悩めるサラリーマンの方も、この本を読んでもう一歩踏み出してみませんか?
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