今回は投資について書き綴ります。
米株式市場ではダウ工業株30種平均は3日続伸し、
前日比450ドル02セント(1.17%)高の
3万8675ドル68セントで今週の取引を終えました。
4月の雇用統計で、市場の注目が高い非農業部門の就業者数が
前月比17万5000人増と市場予想(24万人程度)を
大きく下回ったものの、株式市場への影響は
限定的でした。
一方、日本の為替市場においては、
当局の動きも活発になっているように予想され、
円/ドルが大きく動いています。
今週は約10円程度動きがあり、
160円付近から150円前半へと
大きな動きがありました。
2度にわたる日本政府・日銀による円買い介入観測と
米雇用の下振れが円安・ドル高の流れを一旦止めた形
と言われています。
160円/1ドルあたりが、一つの防衛線なのでしょう。
今後の為替市場の動きは注目していきたいと思います。
さて、米国においては、アマゾン、アップルの
2024年1〜3月期決算発表がありました。
その内容を見てみましょう。
アップル:
売上高:907億5300万ドル(約14兆円)(前年同期比4%減)
純利益:236億3600万ドル(前年同期比2%減)
経営成績としては申し分ないのですが、
やはり、スマホもかなり飽和状態なので、
成長としては低迷しています。
VisionProもまだ黎明期なので、
2,3当たりで同社の収益に貢献できるように
なれば次の展開が見えてきそうです。
アマゾン:
売上高:1433億1300万ドル(約22.6兆円)(前年同期比13%増)
純利益:104億3100万ドル(前年同期比3.3倍)
アマゾンは他のビックIT企業 GAFAMと比較して、
利益率が低い傾向にありましたが、クラウド事業が大きく
伸びたようで、利益率がかなり上がってきています。
GAFAMの決算結果を見ると、
アップル以外はかなり好調の決算結果に見えます。
アップルも次の成長ドライバが現れれば
再び上昇気流に乗ることも予想されます。
これらの大企業がどこまで成長を続けることができるのか
今後も注目していきたいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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