今回は投資について書き綴ります。
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、
前日比134ドル58セント(0.34%)高の3万8654ドル42セント
と最高値で終えました。
今後の利下げを視野に入れて、好調な相場を継続しています。
さて、米国においては今後の経済動向を占うことができる、
最大手IT5社の2023年10〜12月期決算がありました。
その中身をチェックしていきましょう。
〇アマゾン
売上高:1699億6100万ドル(約24兆8700億円)(前年同期比14%増)
営業利益:132億900万ドル(前年同期比4.8倍)
米年末商戦が好調でネット通販事業の販売が伸びたようです。
人員削減などによるコストの削減効果もでています。
〇メタ
売上高:401億1100万ドル(前年同期比25%増)
純利益:140億1700万ドル(前年同期比3倍)
広告収入が好調なトレンドに戻ってきました。
こちらも人員削減を実施しており、コストの削減効果もありました。
また、上場後初となる四半期配当の実施も決めました。
〇アルファベット
売上高:863億1000万ドル(約12兆7400億)(前年同期比13%増)
純利益:206億8700万ドル(前年同期比52%増)
アルファベットも広告収入が戻ってきました。
こちらもコスト抑制効果も出たようです。
〇マイクロソフト
売上高:620億2000万ドル(約9兆1500億円)(前年同期比18%増)
純利益218億7000万ドル(前年同期比33%増)
生成AI関連の売上高が堅調のようです。
マイクロソフトは新しいビジネスモデルの構築に関して、
他米IT関連企業よりも一歩リードというところです。
〇アップル
売上高:1195億7500万ドル(約17兆5100億円)(前年同期比2%増)
純利益:339億1600万ドル(前年同期比13%増)
iPhoneが引き続き、堅調となっていますが、
さすがに需要が飽和してきている模様です。
昨日、米国で未来に向けた新製品 Vision Pro が
販売されました。
本端末をプラットフォームに、新しいビジネス圏を
構築できるかが注目です。
今後、この製品の売上、利益がどの程度
寄与されていくか注視していきましょう。
先期までは、売上高、利益ともに少し陰りが
見えていましたが、各社において大小あるものの、
多少業績に改善が見られました。
また、アップルのように新製品をリリースすることで
今後のビジネス展開が見え始めている企業もあります。
メタにおいてはメタバース事業がハイプサイクルの
普及期に入るまでのトレンドまではまだまだですが、
粘り強く製品を提供しています。
このアップルの新製品の登場で、
今後、XR業界がどのような展開になっていくのか
注目していきましょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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