今回も投資について書き綴ります。
2日の米株式市場において、
ダウ工業株30種平均は続伸し、
前日比564ドル47セント(1.38%)高の
4万1317ドル43セントで取引を終えました。
約1か月ぶりの値だったようです。
一時期の関税政策ショックの相場から、
関税政策の交渉が始まり、
現実的な路線での対応での
着地を期待する状況に変化しています。
また、4月の雇用統計では
非農業部門の雇用者数が前月比17万7000人増となり、
事前の市場評価より結果が良かったことも
ポジティブサプライズとなっています。
このまま、
なだらかに上昇していってもらいたいものです。
米国の投資関係のトピックスとしては、
著名投資家、投資の神様である、
ウォーレン・バフェット氏がCEOの席を
譲るというニュースが飛び込んできました。
90歳以上の年齢の今でも、投資の第一線にいると
いう現実にも驚きますが、これまでの投資業界含めて、
ビジネスへの影響は多大なものがありました。
ついにという感じでしょうか。
さて、米国の決算発表が続いています。
先週から追加で発表があった企業について、
その中身についてみていきましょう。
2025年1〜3月期決算
〇アマゾン
売上高:1556億6700万ドル(約22兆6000億円)(前年同期比9%増)
純利益:171億2700万ドル(前年同期比64%増)
クラウドコンピューティング関係の事業が堅調で、
利益が伸長しています。
もう少しで年間売り上げが100兆円いきそうですね。
すごい企業です。
〇マイクロソフト
売上高:700億6600万ドル(約10兆円)(前年同期比13%増)
純利益:258億2400万ドル(前年同期比18%増)
こちらもクラウドコンピューティングが主力となっており、
もともと利益率が高いので堅調です。
〇メタ
売上高:423億1400万ドル(約6兆530億円)(前年同期比16%増)
純利益:166億4400万ドル(前年同期比35%増)
主力のインターネット広告事業が堅調のようです。
〇アップル
売上高:953億5900万ドル(前年同期比5%増)
純利益:247億8000万ドル(前年同期比5%増)
その他 IT企業と比較して、成長が低下しています。
関税対策でサプライチェーンの見直しも記事に上がっています。
その他、自社株買い、増配も発表しています。
総じて、米国のIT関連企業は一時の大きな成長は鈍化しているものの、
堅調のようです。このレベルの大企業でさらに成長しているのは
驚きですが、着実にパイを広げています。
今後の革新的なゲームチェンジにも期待しながら、
業績推移を見守っていきたいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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