今回は投資について書き綴ります。
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均については
3万3300ドル62セントで終えました。
米連邦政府の債務上限を巡る不透明感もあり、
警戒感が浮上しています。
米政府債務の上限引き上げを巡る協議が難航し、
6月1日を迎えれば資金繰りが行き詰まり、
デフォルトとなります。
過去にも同様のことがありましたので、
このような事態になる可能性は低いと思っていますが、
どのように上記日程を迎えるか、
大いに注目していきましょう。
さて、日本の2022年度の決算発表も大分
ピークを過ぎました。
トヨタの決算発表では、
2024年3月期の連結営業利益(国際会計基準)が
前期比10%増の3兆円になる見通しとのことで、
過去最高の年度見通しとなります。
今後、部品の納期長期化の緩和による生産台数、販売台数
回復により、上記見通しを立てているのでしょう。
世界、日本を代表する製造業の好調ぶりは
将来見通しを考える上で、大いなフォローとなります。
一方、投資会社へと変貌した
ソフトバンクは今季も大きな赤字となりました。
先期は1兆7000億円の赤字
今期は9700億円の赤字
となりました。
スタートアップ企業を中心とした投資で、
景気が良い時はイケイケですが、
景気が悪くなると資金繰り等の問題もあり、
大きく落ち込みます。
また、ソフトバンクグループ傘下の
英半導体設計大手アームが米国市場での
新規株式公開(IPO)を申請したとのことです。
上場が実現すればアームはアリババ集団同様、
今後の大きな資金調達手段となります。
やはり、実業が好調な会社を保持していることの
重要性を感じます。
多様な資金調達をしながら、成長してきた
ソフトバンクグループ。
今後、企業としてサステイナブルな形と
なるのか、今後、警戒心を持ってフォロー
すべきでしょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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