今回は投資について書き綴ります。
21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、
3万3808ドルで終えました。
相場はまだまだ方向感を探りながら
動いている状況に見えます。
さて、米国においては、2023年1〜3月期の決算発表が
始まっています。
米地銀シリコンバレーバンク(SVB)が破綻し、
金融業界全体への影響が懸念されていたが、
金融大手4行はそろって前年同期を上回る増益でした。
また、インフレ関連の銘柄として、
日用品大手の米P&Gが 2023年1〜3月期決算を発表しました。
売上高が前年同期比4%増の200億6800万ドル(約2兆6900億円)、
純利益は同1%増の33億9700万ドルでした。
インフレによる材料高騰に対して、一定の値上げが功を奏して、
増収増益を確保した模様です。
一方、テスラの
2023年1〜3月期決算は純利益が約3年ぶりの減益となりました。
値下げで需要を喚起することで、販売台数を稼いで、
他社を突き放す戦略を取っています。
イーロンマスクは値下げの原資を投資だと言って
この戦略を取っています。
販売台数を大きくして、その後の自動運転のサービスに
より大きく利益を上げることを
視野に入れているのかもしれません。
同社の戦略通り、他社を突き放してマーケットシェアが
大きくなるか、今後注目されます。
来週には、前回四半期等で雲行きが悪くなってきた
GAFAMなどのビックテック企業や、
日本企業の決算発表が本格化していきます。
今後のインフレ鎮静化やコロナ禍の収束を
視野に入れながら、今後の各企業の
業績の傾向を掴みつつ、
今後の投資戦略の立案を
検討していきましょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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