今回は投資について書き綴ります。
本画像の権利はRIZAPグループに帰属します
つい今週、2022年度第3QのRIZAPの決算発表が
実施されました。
構造改革は継続されていますが、
第1Q、2Qあたりから攻めの投資を開始しています。
以下、5点で確認しましょう!
では、その中身に入っていきましょう。
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1.売上収益/営業利益
売上収益は前年比1.6%減の1198憶円
営業利益は前年比-56憶円のー8憶円 でした。
売上原価は 648億円から666億円へ +18億円
販管費は 526億円から541億円へ +15億円
ここら辺の費用増が響いている格好です。
原料費高騰の影響を受けてますが、コスト削減効果もあったようです。
一番大きいのは、chocoZAPへの投資拡大で、
約43億円の投資費用と店舗改革費用で約14億円を計上しています。
これを戻すと合計約57億円程度で、
営業利益は前年比-56憶円でしたので、
既存事業は前期並みに稼げていることになります。
2.営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは 13億円弱となりました。
前期は約56億円ありました。
投資増加に伴う、利益減少が響いている形となりますが、
営業キャッシュフローとしてはプラスを保っています。
3.現金は減少し、投資拡大
一昨年と比較して、キャッシュが67億円程減っているようです。
有利子負債返済は止まり、逆に投資のため、
有利子負債は90億円増加し、現預金も67億円減っています。
資本としては、280億円となっています。
4.各種業績状況
投資拡大中のchocoZAPの状況です。
<chocoZAP>
会員数:29.5万人 (第3Q決算発表時点)
初期費用はおいておいて、
会員数(上記人数)×会費(税込価格 3,278円)×12か月
=年間売り上げ収益 100億円を突破とのことです。
仮に300万人まで突破すると、
年間売り上げ収益 1000億円を突破します。
<RIZAP>
累計会員数は18.3万人となりました。
1年前と比較して、0.9万人の増加です。
若干鈍化しましたが、継続して増加傾向にはあります。
5.今後の注目ポイント
BPXによる構造改革により、
筋肉質な体系となったRIZAPは、
やはり、大幅投資を開始した、chocoZAPの業績の行方が
大注目になります。
順調に会員数が増えれば、
来年度、どこかのタイミングで損益分岐点を越えて、
利益に乗っかってくるタイミングが来るはずです。
その時を期待して、
継続的に状況を注視していこうと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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