今回は投資について書き綴ります。
米国企業の決算発表が続いています。
S&P500採用銘柄で約半分くらいが発表が終わっています。
S&P500採用銘柄全体で純利益は前年同期比減少の模様です。
個人的に驚いたのは、GMです。
23年度通期予想の純利益が1兆円を超えるそうです。
あれだけ、苦しんでいた米国自動車企業が
このような利益体質の企業に変貌しているとは
深い認識はありませんでした。
一方、近年 評価を急激に上げている
テスラの利益率もトヨタの5倍あるそうです。
つまり、単純計算すると、
販売台数1000万台のトヨタに対して、
販売台数200万台売れば、同じ利益ということになります。
実際に、23年4~12月実績は以下の数字のようです。
売上高 利益 販売台数
トヨタ 約27.5兆円 約1.9兆円 約800万台
テスラ 約 8.5兆円 約1.3兆円 約100万台
この数字を見ると、
やはり、販売台数5倍の差でも、
利益は追いつきそうに思えます。
また、テスラは
アップルのように、
競争力が高い商品を、
結果としてかもしれませんが、
厳選して販売しています。
実際の車種も1/10の台数程度
になります。
これだけの数字の違いが出ると、
競争しているゲームが異なるようです。
海外の電気自動車普及が本格化してきました。
海外メーカーのゲームチェンジに
日本の自動車メーカーがどのような形で
対抗していくか、
そして日本の主力産業であり、1割産業とも
言われている自動車業界が今後、
今のグローバルの地位を維持し続けることが
できるのか、今後も注視する必要があるでしょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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