今回は読書について書き綴ります。
今回ご紹介する本は、
ベンチャー投資家、大学の客員教授である山本さんの本です。
「なぜ日本企業はゲームチェンジャーになれないのか」
ーイノベーションの興亡と未来ー 山本康正
いろんな企業のビジネスの中身を知るには、
Webで公開されている情報はだいじなのですが、
やはり、読書で得る情報は価値あるものです。
早速、中身を見ていきましょう。
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1.イノベーションの起源
・技術革新だけではイノベーションにならない
・イノベーションの概念は100年前 シュンペーター提唱から
・シュンペーターのイノベーションは5種類
プロダクト/プロセス/マーケット/サプライチェーン/オーガニゼーション
・日本人は型を崩すのが下手
・プロ程、革新性を見誤る
2.新しいお金
・BANKの由来は両替商の長机
・日本で中央銀行が開業したのは1882年 通貨発行は1885年
140点ほどの浅い歴史
・ビットコイン/ブロックチェーン/NFT
・未来のお金は空気のような存在になる
3.未来の食
・ランダムな品種改良から遺伝子組み換えへ
・ゲノム編集を利用した食品が人気
・技術への理解が課題
4.ヘルスケアの進化
・天然痘の根絶に導いたワクチン
・X線、CTのイノベーション
・ウェアラブル端末が一次予防を底上げ
・ゲノム解析で医療は個別化
5.移動の革命
・車輪・鉄・馬の組み合わせで馬車が誕生
・T型フォードで、2000ドルが850ドルへ
・サンフランシスコでは自動運転がサービス開始
・ドローンで血液パックを緊急輸送開始
6.エネルギーの過去・未来
・これまでの産業革命の起点はエネルギー革命
・石油から脱炭素という革命
・新たな原子力イノベーションと蓄電イノベーション
7.スマホによる「再定義」
・引き算ができない日本企業の弱み
・革命的な新製品とは再定義である
・動画とゲームの時代
8.ゲームチェンジャーの条件
・イノベーションの主戦場がハードからデジタルへ
・ルールの粋をを超える人
・型は最終的に崩すためにある
・巨人の肩に乗れた人がゲームチェンジャーになる
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いかがだったでしょうか
これからの世界がどのように変わっていくか、技術の傾向と
それをけん引する企業の特質がわかる内容となっています。
詳しい内容を読むことで、
より、投資脳の構築に寄与するものと
思います。
勧めの本です。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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