今回は投資について書き綴ります。
米国の雇用統計が発表されました。
3月の米雇用統計は労働市場の回復を示し、
景気動向を映す非農業部門の雇用者数は
前月比43万1000人増となりました。
米国の求人数は過去最高水準で推移し、
人手不足は深刻化しています。
景気に対してはプラス方向になっていますが、
インフレの観点では物価上昇の方向に着実に
向かっています。
今後、どのような形で物価上昇が推移していくのか
注意が必要です。
さて、中国版のウーバーこと、美団の決算発表がありました。
2021年12月本決算:
売上高:1791億2800万元(前年比56.0%増)
純損益:235億3800万元の赤字(前年は47億800万元の黒字)
EPS:-3.90元(前年は0.81元)
期末配当:なし(同なし)
直前の市場コンセンサス予想:
売上高:1795億8400万元
純損失:228億6800万元
EPS:-4.06元
2021年第4四半期決算:
売上高:495億2313万人民元(前年比30.6%増)
純損益:39億3573万人民元の赤字
売上高は伸びたものの、それ以上に、売上原価、販売費等の経費が
大幅に増えて、赤字となっています。
主力のフードデリバリーは約2割増加。
フードデリバリーは顧客獲得のエンジンであり、
大幅な利益上昇は見込めません。
より、利益マージンの高いビジネスに誘導できるかが
大きな試金石です。
現在の純損失は、投資によるものと割り切って、
今後の業績に期待したいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
↓押していただけるとブログ継続励みになります。