今回は投資について書き綴ります。
中国インターネットサービス大手である、
私も投資してる テンセント が
23日大引け後に2021年12月本決算
を発表しました!!
その内容をチェックしてみましょう!!
<2021年12月本決算>
売上高:5601億1800万元(前年同期比16%増)
純利益:2248億2200万元(前年同期比41%増)
でした。
純利益は予想最高値の1709億7400万元を上回ったとのことです。
だた、この決算の結果は、特別利益が入っています。
第4四半期の成績を見てみましょう。
<2021年第4四半期(10~12月)>
売上高:1441億8800万人民元(前年同期比8%増)
純利益: 949億5800万人民元(前年同期比60%増)
これから、投資先の評価益や現金配当等除くと、
調整後純利益:331億5100万人民元(前年同期比25%減)
となります。
中国政府による規制、オンライン広告事業の不振等
の影響が大きく出ました。
ゲーム事業では、中国政府の方針に従い、
未成年者のプレイ時間制限を実施していることが、
今までの課金ペースの原則につながっている模様。
一方、決済サービスやクラウドなどのフィンテック・企業サービス部門は
好調なようで、これからの成長ドライバーとして期待が持てます。
これら各事業の基盤となっている
スーパーアプリ/プラットフォームである、
スマホ向けメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」
のユーザー数は以下となっています。
・12億6820万人(前年同期比3.5%増)
また元祖プラットフォームの、IM(インスタント・メッセンジャー)「QQ」のユーザー数は以下となっています。
・5億5210万人(前年同期比7.2%減)
そろそろ中国の人口的にも若い人の流入等は
期待できるものの、限界が見えています。
また、「微信(ウィーチャット)」は本体とは分離すべきとの
規制当局の見解があるようで、ここらへんの影響は
注視していこうと思っています。
いずれにしろ、
クラウド、フィンテック、メタバース等、
今後も大きく伸びそうな事業と新規事業の展開から、
これだけ大きなデジタル企業が
さらなる飛躍を遂げ、今までの同等の
成長を継続できることを
期待したいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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