今回は投資について書き綴ります。
先週末、中国企業の美団の業績発表が
ありました。
2021年第3四半期（7～9月）の業績
売上高：488億2900万元（前年同期比37.9％増）
純損益：99億9500万元の赤字（前年同期は63億2200万元の黒字）
となっています。
引き続き、事業規模の拡大に絡む
各種コストの増大が響いており、
また、第3四半期では、
中国当局から「独占禁止法」違反で
34億人民元の罰金制裁を受けており、
この影響が一時的に出ています。
1日当たり平均注文件数は24.9％増の4360万件とのことで、
１日、これだけのデリバリーサービスをこなす
のはすごいことですが、
中国の人口を考えると、
ある程度ピークアウトするまでは
それなりの増加率で、推移するものとみています。
また、ドローンを使ったコーヒーの
宅配サービスを2022年にもスタートする模様です。
こういう新しい取り組みが定着すれば、
さらなるコスト削減に寄与することでしょう。
赤字転落という決算でしたが、
黒字自体がここ、１年のことですし、
新規事業拡大のため、大きく投資をしている
期間だと思っているので、それほど心配はしていません。
一旦、当局の罰金制裁を受けて、確定したので、
あとは、事業拡大に向けて邁進してほしいと思います。
まずは、今後の第４Qの決算の中身を
確認し、赤字が継続的に出る、あるいは拡大しそうなのか
確認していこうと思っています。
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