今回は投資について書き綴ります。
第2Qの決算発表がそろい始めました。
業種にもよりますが、おおむね、業績が良くなっている
企業が多い印象です。
半導体部品を中心とした
供給不足は懸念される所ですが、
引き続き、業績好調を維持できるか、
期待してウォッチしていきたいと思います。
さて、われらが、
インターネットサービス中国最大手のテンセントHDの
2021年第3四半期(7月~9月)の業績発表がありました。
その業績結果は以下となります。
売上高:1423億6800万人民元(前年同期比13%増)
利益:395億1000万人民元 (前年同期比3%増)
収率は2004年の上場以来で最低水準となりました。
中国政府による規制があったので、致し方ありません。
その証拠に、
モバイルゲーム収入は9%増の425億人民元となり、
成長が鈍化しています。規制事態は一旦
収まりましたので、この状態が継続的に
続いてしまうかが注目されます。
一方、決済サービスやクラウドなどの
フィンテック・企業サービス部門は30%増の433億人民元
となっており、売り上げ規模もありますし、
この部門の成長は今後期待できそうです。
各事業が基盤とするスマホ向けメッセージアプリ
「微信(ウィーチャット)」の
月間アクティブユーザーは、
12億6260万人(前年同期比4.1%増)となっている模様。
この盤石な顧客基盤を使って、
様々な業態での成長機会を
伺ってほしいと思います。
1~9月期の業績は、以下となっています。
売上高:4159億3000万人民元(前年同期比19%増)
純利益:1298億6400万人民元(前年同期比29%増)
直近は成長率が鈍化していますが、
年度でみると、まだ20%程度の売上成長率で
あり、まだまだ期待したい所ですし、
すでに純利益が2兆円を超えています。
この潤沢なキャッシュをどのように、
成長に向けて投資を続けていられるか、
今後もテンセントの動向から目が離せません!
長い目で見守りたいと思います。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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