今回は投資について書き綴ります。
好調な日本株式市場。
ひと昔は、完全に米国市場と相場が連動しており、
米国株式市場が下落すれば、日本株式市場も
下落する構図となっていました。
米国市場がくしゃみをすれば、
日本市場は風邪をひくというやつですね。
昨今は、グローバルな経済市場の立ち位置に
中国が出てきましたので、ひと昔前の米国１強
時代とは物事が複雑になっています。
ここらへんも、連動性の解消には効いている
のでしょう。
さて、現在の、日本株式市場は、
日経平均株価が先週、31年ぶりの高値を付け、
今年の最高値を更新しています。
日本の株式の株主は半分以上が
海外の外国人投資家で構成されています。
なので、外国人投資家の動向によって、
大きく左右される市場です。
例えば、かつてのリーマンショックのような
大きな株式市場へのショックが発生すると、
手元資金確保のために、大きく日本株が売られる
ことがあります。
そのような点からいえば、日本株式市場は
グローバルマーケットと連動せざるを得ません。
今の相場は、政治期待に関する要因が大きい
気がします。
今回のように、政治が変わるタイミングでは
新しい政治のリーダーにより、
日本が変わっていくというストーリーを
期待し、買われることが最近は多くなって
来ています。
また、ワクチン接種が大きく進んできており、
年末には80％を越える見通しとなっており、
もともとワクチン遅れで買いにくい市場で
あったものの、その理由が解消されつつあります。
そうなると、これまで出遅れていた
観光、外食、人の輸送関係の業界も
元気を取り戻してくるかもしれません。
ひときわ、苦労している業界もこの苦しい
状況が明けた暁には、大きく花開いていって
欲しいものです。
今後の、市場動向に目が離せません。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
（＊本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません）
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