今回は投資について書き綴ります。
全体的に株式市場は落ち着いており、
大きなトレンドは見えておらず、膠着状態が続いています。
これからどのように株式相場が動いていくかは注視が必要です。
振り落とされずについていきましょう。
さて、波乱の中国市場ですが、こちらもオンライン配車サービスに
改善を当局が求めるなど、規制強化が続いています。
そんな中、私も投資している、
美団の2021年6月中間決算発表がありました。
2021年1月~6月期
売上高:807億7500万元(前年同期比94.8%増)
純損益:82億500万元の赤字(前年同期は6億3100万元の黒字)
2021年4月~6月期
売上高:437億5900万元(前年同期比77.0%増)
純損益:33億5700万元の赤字(前年同期は22億1000万元の黒字)
もともと、赤字通知をしていたので、
市場予想よりも悪くはなかったようです。
若干、1~3月期から比べて、4~6月期は売上の減少、赤字の拡大が
目立ちます。ここらへんは今後もウォッチが必要です。
業績としては、主力のフードデリバリーが59.0%増の231億人民元に拡大。
1日当たり平均注文件数は58.9%増の3890万件に達した模様。
口コミサイト・ホテル・旅行予約部門は売上高が89.3%増の86億人民元、
新規事業部門は113.6%増の120億人民元。
共同購入型Eコマース「社区団購」事業の「美団優選」で事業拡大のための投資がかさみ、
部門赤字が拡大したとの記事があります。
売り上げとしては申し分ないのではないでしょうか。
この投資期間を経て、スケールすることができれば、
共同購入型Eコマース事業も、今後は大きく期待できます。
いまは、その準備期間のため、販管費などが多くかかっている
ということなのでしょう。
主力のフードデリバリー事業よりも、
口コミサイト・ホテル・旅行予約事業の方が利益率は高いと予想されるので、
この部門の売り上げが伸びていることは注目に値します。
いずれにしても、新規事業の大きな投資期間が終わった後の
美団の業績に大きく期待しています。
皆さんはこれから注目している中国企業にはどのような企業が
あるでしょうか。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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