今回は投資について書き綴ります。
米国株式市場は、落ち着きを取り戻しているものの、
信用取引の買い残高は7月、
新型コロナウイルス禍の株価回復局面で始めて
月間ベースで減少したという記事を目にしました。
そろそろ、株価の天井を意識し始めて、
何か大きなイベントが起きると
暴落の可能性もあります。
一方、中国は規制強化で、デジタル企業は
大きくその株価の調整を余儀なくされましたが、
少し、落ち着きを取り戻しつつあるようです。
しかしながら、規制の枠組みが
まだ不透明であることから
これから投資を考える方は特に慎重姿勢が
必要でしょう。
さて、その中で、
私も投資している、インターネットサービス中国最大手
テンセントの4~6月期決算発表がありました。
以下のような内容でした。
4~6月期
売上高は20%増の1382億5900万人民元
純利益は前年同期比29%増の425億8700万人民元
1~6月期
売上高は前年同期比22.7%増の2735億6200万人民元
純利益は45.7%増の903億5400万人民元
4~6月期の純利益は市場予想(308億人民元)を上回っているとのこと
で、1~6月期との比較をすると、
若干、規制強化で増収、増益ペースは
鈍っている程度と言えそうです。
決済サービスやクラウドなどのフィンテック・企業サービス部門
の収益が特に伸びています。
また、テンセントは、
格差是正を目指す中国共産党のスローガン「共同富裕」の実現に向けて、
1000億人民元の資金を投資すると発表しています。
ここらへんの、政府の大きな方針に呼応する形で、
貢献する姿勢を見せていることは投資家としても
安心材料となります。
また、テンセントは、
自社株買いを始めました。
当然、テンセント側としてみれば、
今の株価は安いと判断して、
責任を負う形で自社株買いを実施しています。
この点もまた、
投資家としてみれば安心材料になりますし、
実際に株価上昇の恩恵を得ます。
このように短期的には当局の規制方針に
左右されますが、事業環境が一変される
わけではないので、
長期的には落ち着きを取り戻すはずです。
投資においては、短期、長期の視点を
大事にしながら、
継続的、持続的な投資を続けられるよう
努力していきましょう!
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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