今回は投資について書き綴ります。
今年も2月になりました。
2月になると、投資家としてはどのようなイベントがあるでしょうか?
そう、確定申告です。
毎年、確定申告していますが、紙の提出でした。
カードリーダーを持っていないので、
しかたなく、紙提出していて、控えを持参するのを
忘れて、受付印を押されなかったり、時間がかかったり不便でした。
たまたま前回の提出時にID、パスワードを発行していたので、
今回は、1時間もかからず、e-Tax申請ができました。
このコロナ禍においてもオンライン申請はとても便利ですね。
さて、今回は初心者のための確定申告の留意点を3点紹介します。
--目次----------------------------------------------
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<1.総合課税と申告分離課税を判断せよ>
総合課税を選択すると、所得全体に税率がかかってきますので、
所得の多い方は累進課税のあおりを受けて、
課税範囲が大きくなってしまいます。
ご自身の所得状況によって、判断しましょう。
尚、私が毎年 確定申告している理由の一つに、
証券会社毎の特定口座間の精算があります。
一つの証券会社だけだと損益計算はクローズしますが、
例えば、ある証券会社で、10万利益がでて、
ある証券会社では10万円 損失が出ていると仮定します。
別々の計算では、前者が2万円弱税金を納めることとなり、
後者は税金はゼロです。
しかしながら、Totalは損益はゼロですので、
約2万円弱が確定申告で戻ってくるということになるのです。
<2.繰り越し損失をうまく利用せよ>
例外はありますが、株の損失は3年間控除枠として繰り越しすることができます。
例えば、ある年に20万円の損失が出たとして、
その後3年間で20万円利益が出たとしても、
繰り越し損失分が確定申告で控除されるので、税金はかからないことになります。
<3.控除申請を活用せよ>
扶養控除やふるさと納税による寄付金控除、医療控除等が個人向けとしては
メジャーな所です。
また、住宅ローンは上記所得控除と異なり、税額控除ですので、
税金から直接控除されます。とてもパワフルです。
収めすぎのものを後から確定申告で申請しないと、
取り戻せないので、忘れずに申請したいものですね。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。
取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。
売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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