今回は、投資について書き綴ります。
コロナウィルスの影響が一向に収まらず、拡大しています。
これは、まさにウィルスがいる状態が常態化しつつあると言えます。
日本は衛生的な環境と国民性も寄与して、影響が抑えられており、
今のところ、With コロナの時代にうまく対応していると言えます。
しかしながら、グローバルにみると、アメリカ、ブラジル、インド、ロシア等
まだまだ拡大傾向にある国もあり、グローバル経済への打撃はそうそう、
収まる気配が感じられません。
しばらく、閉塞感のある経済状況が続くものと思います。
そういった中、株価は一時期に比べて大きく戻しました。
日経平均は、24100円付近から、16300円付近でボトムを付け、22500円まで
値を戻しています。
これは、各国の金融、財政政策が史上最大規模であったため、市場にジャブジャブ
となったマネーが株式市場になだれ込んだものと見ています。
一方、4-6月期においては、休業要請期間が影響して、かなり企業業績は
落ち込むことが予想されます。
4-6月期の決算発表は7月終わりから8月中旬にかけて行われますので、
その時点であまりの決算内容の悪さになんらかのショックを受ける可能性が
高いと見ています。
一方、グローバルに見ても、まだまだ収まる様子のないコロナウィルスの影響を
考えると、やはり、今の株価は行き過ぎと判断せざるを得ないでしょう。
したがって、私としては、Withコロナ、Afterコロナ向けに投資をしたコア資産は
そのままに、そろそろキャッシュポジションとショートポジションに
徐々に切り替える戦略にまた、シフトしていこうと思っています。
日本においても、首都圏 東京においては第2波による休業要請が
もう少しすると出てくるかもしれません。
そうした時に4-6月期に歯を食いしばって耐えてきた企業は
大打撃を受け、復活できない企業が出てくる可能性があると思っています。
この時に生き残った企業が、このコロナの時代にレジリエンスのある企業として
少数精鋭の企業として需要を刈り取ることができるのでしょう。
この不確かなVUCAな時代には、少し早めに考え、行動するくらいが
丁度良いのかもしれません。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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