今回は、投資に関して書き綴ります。。
コロナウィルスの影響で実体経済、金融経済がダメージを受けていますが、
そのダメージの大きさがだんだんと明るみになってきました。
飲食業界等では、6割減は当たり前の状況です。
業界によっては業績への影響にかなりの幅が生まれています。
しかし、ワクチンの開発、既存薬の承認、自粛期間の解除、
追加の経済政策等の見通しが出てきており、
いわゆる出口戦略の議論が各国でなされつつある状況です。
一度は収束した国の中でも、再発が見られる国も出てきており、
出口といいながらも、しばらくウィルスと共存していく社会になりそうです。
徐々に経済再開に舵を取りつつある、この状況は株価にも表れ始めています。
ニューヨークダウの株価の推移を見てみましょう。
(出典:ヤフーファイナンス)
(高値) (安値) (5/9現在値)
29,568 → 18,213 → 24,331
38.5%減 17.7%減
いわゆる半値戻し以上、回復してきている状況です。
日経株価の推移を見てみましょう。
(出典:ヤフーファイナンス)
(高値) (安値) (5/9現在値)
24,115 → 16,358 → 20,179
32.2%減 16.3%減
やはり、NYダウと同じような値動きですね。
それでは、チャートはありませんが中国のH株指数の推移を見てみます。
(高値) (安値) (5/9現在値)
11502 → 8290 → 9,868
28.0%減 14.2%減
これも似たようなものですが、
NYダウと比較すると数%ではありますが、高値からの戻りが早いです。
このあたりが今後の大きな差になるのではと思っています。
景気の気は、気持ちの気ですから、
過去、材料の記事を書いたように、
いままで悲観的ニュースを急速に織り込んできた株価が、
徐々に良好なニュースを材料として
織り込んできた結果であろうと思います。
しかしながら、急速に価格を戻してきた株価ですが、
これからの長期戦を見据えると
長期的なボックス相場に突入する可能性が高いとみています。
そして、この状況ではさらに個別銘柄によって
株価の推移の違いが大きく出てくると推察されます。
With コロナ、After コロナを見据えた上での、
資産運用をこれからも心掛けようと思います。
それぞれが最大限の感染抑制における行動を実施して、
ウィルス収束後の明るい未来に向けて希望を持ちましょう。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、今回の記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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