今回も投資について綴ります。
コロナウィルスの影響で実体経済に大きな影響を及ぼしています。
サプライチェーンの制限と人の移動の制限で経済の循環が滞ってきました。
これが、中国以外の世界規模で広がっていることが影響の大きさを
物語っています。
また、東京の感染者増加により、緊急事態宣言による首都圏封鎖も
現実味を帯びてきました。
ウィルスの感染は自分の身には降りかからないとほとんどの人が思っている
と思いますが、
ウィルスに感染する可能性が高いと思って自分の行動変容を
促す方が、後で後悔することはないと思います。
後悔 先に立たずです。
さて、先日 この相場においてオリックスの株式を購入した記事を書きましたが、
もう一つ バーゲンセールで購入しようと思った株式銘柄があります。
ソフトバンクGです。
世界的な経済活動自粛等により、ソフトバンクビジョンファンドが
焦げ付くと予想され、大幅に売られていました。
これはまたとないチャンスと思い、購入を伺いました。
株式チャートを見てみましょう。
(出典:ヤフーファイナンス)
クライマックスでは20%程度売られていました。
しかし、その次の日には、4.5兆円規模の資産売却と2兆円規模の
自社株買いの方針を打ち出しました。
次の日には暴騰してしまい、買い場を逃しました。
さすが、ソフトバンク 経営判断が早いです。
たしかに、財務基盤を不安視されていたので、株を売られており、
実際問題、ウィーワーク あるいは、先日 衛星通信ベンチャーの
ワンウェブがチャプター11を申請し、破綻しました。
しかし、現下の株式市場において、中国市場のIT企業関係の株価は
それほど下がっておらず、アリババの株を多く持っている同社においては
財務基盤の改善政策がまだ残っていると思い、買いを決めたところだったの
ですが、機会を逸しました。
また、機会を伺い、参入するかどうか検討しようと思います。
やはり、キャッシュポジションをある程度取っておくと、
現下の株式相場が下落する可能性が高い状況では、柔軟な投資判断ができます。
ある程度、気持ちのゆとりも出てきます。
このような厳しい投資環境でも、長期的な視点で、
株式投資には向き合いたいものです。
この嵐の時に、資産運用の船が転覆しないように戦略を練っていきましょう。
また、皆様の健康を祈って、記事を締めたいと思います。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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