今回は読書レビューです。
7歳から投資マインドが身につく本
お金の教育がすべて ミアン・サミ です。
私自身も、お金、経済、投資等の勉強を通じて感じていることは、
日本はあまりにお金の教育機会が乏しいことです。
日常の当たり前のように使っているツールであるお金に
対して、どういう意識を持ち、人生を華やかに彩りを与えるように
使いこなすかが問われます。
投資マインドを自分の中に持つことが重要ですね。
それでは本の中身に入っていきましょう。
目次
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- 【1.私たち日本人に欠けているお金の知識】
- 【2.子どもの将来はお金の信念で決まる】
- 【3.お金の仕組みを知ることから始めよう】
- 【4.子どもと一緒に学びたい この100年のお金の歴史】
- 【5.家庭でできるお金の教育・実践編】
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【1.私たち日本人に欠けているお金の知識】
・一生懸命勉強して、一生懸命働いてもたくさんお金は稼げない。
・多くの人の課題を解決して、たくさんの価値が得られ、それを保存したものがお金
・キッザニアで体験できる職業の多くが10年後には消える
・働き方は4種類 E:employee、S:self employed、B:bussiness owner I:Investor
・E、Sは労働収入、B,Iは資本収入 E、Sはプアマインド、B,Iはリッチマインド
・優秀なEを大量生産する教育から、Iを生産する教育も実施すべき
・かけてる教育費の2割をお金の教育に使うことで、8割の成果が得られる
【2.子どもの将来はお金の信念で決まる】
・幼児期にお金に対する信念は形成される
・親が抱くお金の信念は子供に伝染する
・お金に対する思い込みを外す
【3.お金の仕組みを知ることから始めよう】
・お金には紙のお金と数字上のお金 クレジットがある
・クレジットは民間が作り出している
・信用が高いと沢山お金が借りられて、借金によって経済が活性化する
・借金しすぎると、いつかクラッシュする
【4.子どもと一緒に学びたい この100年のお金の歴史】
・お金の形が30~40年で変わり、70~100年で大きな転換期が訪れる
・メソポタミア文明で借用書が見つかっている
・借りすぎたら帳消しの制度も古くからある 例:徳政令
・7世紀 中国で紙幣が誕生
・1668年 スウェーデン、1694年 イギリス
1882年 日本 1913年 アメリカ FRB 中央銀行ができる
・第一次世界大戦で、保有金以上のお金を発行できるようになる
・第2次世界大戦で、金への兌換通貨がドルだけに
・1971年 ドルショック ドルと金の交換停止 →借金ベースの世界
・2008年 リーマンショック
・2009年 ビットコイン
・1939年と2019年の経済状況が似ている 同じように暴落する可能性あり
【5.家庭でできるお金の教育・実践編】
・損益計算書と貸借対照表を作ってみる
・収入の一部を税優遇の投資に回す
・習い事の一部のお金を お金の教育に回す
・外食先で、会計を当てるゲームをする
・お小遣いを管理させる
・寄付をしてみる、投資をする
・悪い借金(リボ払い等)と良い借金があることを教える
・アルバイトよりも高校生で学ぶべきことがある
いかがだったでしょうか?
お金の歴史を学び、本質をつかむことは重要です。
(歴史により、暴落を予測している本書は驚きでした)
私たちが過ごした世界と、子供がこれから過ごす世界は違います。
過去の教育手法に囚われることなく、未来に向かった教育を行いたいものです。
あまり、社会人になってこの手のお金の本を読んだことがない人は
特におすすめできる本です。未来に向かって投資してみてはいかがでしょうか?
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