NVIDIAという会社を知ってますか?
米国の半導体企業で、過去はグラフィックに強いグラフィックボードを開発し、販売してきた会社です。
昨今、注目を浴びてきたのは、このグラフィックボードで培った重い処理能力が人口知能AIのディープラーニング処理に適切だとして、AIトレンドを先どる形で成長してきました。株価もそれに反応する形で上昇してきたのです。
あの、ソフトバンクの孫さんがソフトバンクビジョンファンドを設立し、このNVIDIAに投資をしました。この後のタイミングで、私もある米国上場株を売って、このNVIDIAに乗っかりました。投資当初はブームもあり、急上昇しました。
しかし、このブームも長くも続かず、そしてNVIDIAの業績も一次の成長から鈍化、自動運転等の普及は思ったほど早くは到来せず、需要も落ち着いたのです。
そして、ソフトバンクビジョンファンドも減損処理をして資金を引き揚げてしまいました。
よく思うのは、ブームにある程度乗っかったら売り時を間違えないことが大事です。
過去、私が経験したのはSHOP99という、99円のコンビニを展開した会社があって、
ものすごい勢いで成長していました。このブームに私も乗ったのですが、他社大手コンビニも同様の、100円ローソンのような店舗を展開し、あっという間にブームが収束しました。
SHOP99はローソンに買収された結末になった訳ですが、やはり、ブームの終わりを意識して利食いを実施することは、株式市場に長く居続けるためには重要なこととつくづく思います。
さて、話をNVIDIAに戻すと、この自動運転等のCASEの覇権を握るのはなかなか熾烈な争いですね。あのテスラが自動運転用のチップを開発して、発表したのは驚かされました。
しかし、NVIDIAも負けておらず、最新は株価も回復してきました。
私自身も、買値に戻った段階で売却し、他銘柄に移るかどうか、難しい判断です。ですが、当時目論んでいたストーリーが崩れた今の状況を考えると、売却の判断が正しいと思っています。
やはり、過去の経験を活かすことが大事です。少しずつ過去の失敗を活かして、トレードに反映することができれば、上下しながらも経験値からトレンドの波を感じることができ、資産も粘り強く我慢をしながら上昇していくのではないかと思います。
(出典:ヤフーファイナンス)
株価は18年9月の281ドルをピークに130ドル付近まで急落し、現在は200ドル付近まで戻しました。半値戻しの状況です。もう少し、我慢強く見ていこうと思っています。
皆さんの投資生活に華やかに彩りを与えられれば幸いです。
(*本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません)
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