今回は、読書レポートをお届けします。
1勝4敗でもしっかり儲ける 新高値ブレイク投資術という本です。
ちょっと古い本ですが、特徴的なので紹介します。
ちなみに、私は読んだ後この投資法を試してみましたが、あまりうまくいきませんでした。
私個人の投資方法と異なりますし、政治的な要素で、投資する市場環境によって阻まれたのかもしれません。新高値を越えて、ぐんぐん上昇すれば良いのですが、私の場合はそうはなりませんでした。
私自身は、投資スタイルから高い値段で株を買うことに慣れていないため、この投資方法は私には合っていないと判断しました。このように、自分に合った投資方法やスタイルを選別していくことは一人前の投資家になる筋道であると私は考えています。
高値を追うので、初心者にはリスクが高いのかもしれません。
主張や理念は理解して同感して実践で試したので悔いはありません。今後、買い増しの判断基準として、使えるかもしれません。
皆さんも御自分の投資スタイルに合いそうか試した上で取り入れることをお勧めします。
さて、この本で主張しているのは、タイトルの通り、新高値を更新した銘柄に投資を検討しなさいという内容です。私自身はこの主張にしっくりはきました。
なぜなら、新高値の先は未開の地です。確かに信用取引によるカラ売りはありますが、現物のみ考えた場合はきれいな土地です。つまり、我々が良く塩漬けした銘柄を今か今かと売却する機会を待ち受ける市場参加者がいないような更地なのです。
私の経験上、新高値更新してうまくいく銘柄は2種類に分かれます。1つは勢い良くガンガン新高値を更新する銘柄です。これはリアルに需要増で供給が追い付かなくて、業績がうなぎ登りであるタイプの会社です。もう一方は経費管理がうまくやれて業績が好調で利益が上がり、徐々に上値を切り上げて、業績が上がりそうだというタイプの会社です。
確かに、王道は損失に対して損切を明確に管理した上で、上値をどんどん切り上げる銘柄を見つけ、且つ、辛抱しながら上値付近で売却すること。これにつきます。
これは逆に言うと、心理的に有利且つ余裕な状態で相場に臨まないとなかなか勝てないということが言えると思います。
また、氏はビックチェンジを狙えとうたっています。新商品、新事業、政策の後押し等です。
ミクシィのモンスターストライクを例に挙げています。ミクシィは且つてはSNS事業が中心でしたが、スマホゲーム モンスターストライクがビックヒットしてゲーム中心の会社になりました。
様々な投資スタイルがありますね。
さて、今日の相場の新高値銘柄でも検索するかな。
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