TOKYOBASEという会社を知っていますか？
会社の名前からも想像できるかもしれませんが、日本発を世界に発信する
ファッションカンパニーを創造することを目指したアパレルメーカーです。
以前は会社名だった、STUDIOUSやUNITED TOKYO等のブランドで展開しています。
リアルショップとECでアパレル商品を販売しています。
私は、この株式銘柄に2017年の夏頃に買いで参入し、こまめに利益確定していきましたが、
2018年１月頃 上昇トレンドの押し目と判断し、勝負をかけた追加投資を実施し、
その後の株価低迷により、損失を計上してしまいました。2017年11月頃から
トレンドが転換し、それ以前と以後では全く景色が違う典型的な銘柄となりました。
（出典：ヤフーファイナンスHP）
今思えば、私がこの株式銘柄で失敗した教訓は以下の２つです。
１．現場を知らなかった
アパレルの店舗を展開していますが、自分自身で店舗に行ったことがありませんでした。
秋冬商品のデザインが当たらず、過剰在庫となっていたようですが、現場の雰囲気を掴まないとわかりません。定期的に店に足を運んでいれば、お客さんの入店状況や、商品を選ぶ時の雰囲気、活気があるかないか、現状の販売状況、経営状況を掴めたかもしれません。TOKYO BASEは新興企業でもあり、今まで通り、業績は上向きが当然と思ってしまいました。会社は売上が伸び、そして利益がきちんと出ているかが重要ですね。
２．追加投資をしてしまった
この銘柄も、良い掘り出し物だと思い込んでしまいました。私としては、将来のユニクロだから絶対に上がるという、自分の投資を肯定かするような変な自信を持っていました。Made in Japan TOKYOを世界にというコンセプトに惹かれ、ちょっと冷静に判断できていなかったかもしれません。常に客観的な分析が必要ですね。業績は好調だったのですが、将来的に業績が上向きであるエビデンスや理由があいまいな状態で追加投資をして、勝負をしてしまいました。そのため、想定外の業績低迷になすすべなく、大きな損失を計上してしまいました。また、成長投資優先のため、無配当なのでリターンが少しもない所も痛い所でした。
以上から、教訓です。
１．経営状態は現場から掴み取れ！
２．追加投資は慎重に！
皆さんの投資生活に華やかに彩りを与えられれば幸いです。
（＊本内容は、特定の銘柄、取引を推奨するものではありません。取引に当たっては、ご自身のご判断でお願いします。売買で被られた損失に対し、著者は何らの責任も持ちません）
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