株のポートフォリオ構築について考えてみました。
<リスク分散>
資産形成する上で、有名な言葉は卵を1つのかごに盛るなですね。
かごが落ちてしまうと全ての卵が割れてしまうので、いろんなバリエーションのマーケット(かご)に資産(卵)を置くべきとの格言です。ここから、リスク分散の考え方からポートフォリオの構成につながるわけです。
確かに、最近はマーケット同士が密接に連動していて、例えば、米国のマーケットが暴落したら、翌日の日本、中国のマーケットは同じように暴落するパターンはよくありますね。
それでも、国家間には為替の影響もありますし、資産減少の緩衝材としてのポートフォリオ構築は必要だと思っています。
<ポートフォリオ構築の考え方>
株のポートフォリオを構成する場合、仕事をしている方は、まず自分はどこから給料をもらっているのか考えてみるのはどうでしょうか。
まず、たいていの方は通貨 円で給料をもらっていますね。また、金融、食品、電機、電力・ガス等のどこかの業界に属していると思います。つまり、収入が円とどこかの業界に偏っています。したがって、株の運用ではリスク分散の観点では、外貨による海外の株や働いている会社以外の業界の株を購入することが必要になるわけです。
円が円安に向かえば、日本株は外国から見れば資産価値は目減りしますが、相対的には海外資産の価値が向上します。また、食料や紙等の輸入業者は業績が悪化するかもしれませんが、輸送用機器、機械メーカは業績が好転するかもしれません。その結果、資産としての変動性が抑えられれば良いと考えられます。私の経験上も、資産の変動幅が大きくなると、結果的に売り急いだりして、資産が減少することが多々あります。定期的なリバランスを実施しながら、自分に合ったポートフォリオを構築したいものです。
<私のポートフォリオ>
ちなみにある証券会社で管理している私のポートフォリオの一部はこんな感じです。
これがきちんと考えられたポートフォリオなのかはさておき、
私自身も、国内株の低迷を中国株の上昇で全体として資産の目減りを抑えられた経験は数えきれないくらいあります。
逆に、今でも反省すべきことはたくさんありますが、一つの株式銘柄に惚れ込んでしまい、
集中投資をしてしまって、銘柄の業績やトレンドが大きく変わってしまって、大きく資産を目減りさせてしまった経験は多々あります。やはり、リスクコントロールは適切にすべきですね。
コントロールできない市場の変化に強い、ポートフォリオの構築を目指しましょう!
皆さんの投資生活に華やかに彩りを与えられれば幸いです。
↓押していただけると大変励みになります